hokutoのきまぐれ散歩

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あそび割烹さん葉か〜東神田グルメ

2023-11-28 05:00:00 | グルメ
いつものメンバーで『あそび割烹 さん葉か』という店に行くことになった。地図で見ると最寄駅はJR総武線馬喰町駅、都営新宿線岩本町駅、地下鉄日比谷線小伝馬町駅などと書いてあるが、いずれもあまり近くない。やむなく歩いて行くことにするのだが、道がまっすぐではなく、わかりにくい。Yahooの地図アプリで案内するも何と旧龍閑川跡の歩道などを示すため、歩きにくい上にまともに歩いて20分近くかかる。
こんなに不便なところもあるのだ。バス停から『東神田』からすぐなのだけれど。



ようやく見つけて階段をとことこ登り2階へ。大きな丸型のカウンターと周りにボックス席が3つ、それなりに広いお店。

酒のメニューは一応あるが、置いてある酒瓶はかなり多く、レギュラーに置いてある酒のみを記載しているのだとか。

まずはビールで乾杯、生ビールは美味いが量が多いため、瓶ビールを所望。サッポロラガー、いわゆる赤星があるのは嬉しい。

すぐにお通し3品が登場。小芋の煮物、ネギと小松菜のおひたし、宮崎県椎葉村由来のおからである。いずれも野菜、優しい味付け。特に雪花菜(おから)が気に入り、日本酒に合わせようと取っておく。



中の見える冷蔵庫には色々と酒が入っている。こういう場合、外から見えるラベルが気になる。まず目に飛び込んできたのが可愛らしい犬のラベル。『津島屋』(岐阜県)はワイン酵母で醸した外伝シリーズ。予め店の人に聞いた通り、若干の発泡感とかなり酸の立つ作り。最初に飲むには軽めでちょうど良かった。

お作りが登場。ヒラマサ、スマガツオ、メジナ、真鯛。いずれも対馬産の魚を直送したと説明がある。いずれもネットリと旨味たっぷり。スマガツオはヅケとなっている。カツオといいながら脂が乗っていてうまかった。

真打はマグロ赤身のヅケ、下に味付けされた蓮根を細かく刻んだものが敷いてあり、これと共に頂く。面白い食べ方に加え、魚が素晴らしい。



おかわりの酒は『東鶴』(佐賀県)、『実のり』は生酛作りでねっとりと熟成された旨味の強いお酒。お燗でもいいかも。刺身によくあった。

焼き魚はサワラの塩焼き、脂の乗りもよく、口の中でとろける。付け合わせのスティックブロッコリーやミニトマトの焼き野菜も美味い。



酒は六歓(京都府)、花のラベルが気に入り飲んだのだが、爽やかなこのラベルそのものの酒。東和酒造のラベルは面白い。わ

ここで椎葉村で打ったかけそばが登場。海苔のみが乗ったシンプルなものだが、ツユが優しい。金継ぎの為された染付の器も素晴らしい。

揚げ物は鯵を海苔で巻き、天ぷらにして甘だれをかけたつまみが登場。揚げたてで海苔が香ばしい。ボリュームがあり、甘だれが旨味を引き立ててくれる。



酒は『勢正宗』(長野県)、餅米4段仕込の甘みがまろやかさ、柔らかさを作るのか、芳醇な味わいである。鯉が跳ねる力強いラベルは一度見たら忘れられない。



爽やかなもずく、生姜が良く効いていて体が温まる。次のさつま揚げは糀をマヨネーズに合わせたソースが面白かった。



最後の酒は『防長鶴』、来年の干支の龍が気持ちよさそうに空を飛んでいる縁起の良さそうなラベルを見て決めた。無濾過生酒、米は雄町、爽やかな純米無濾過酒、年賀状に使いたいデザインでした。



締めは鯛ご飯、デザートは酒粕とクリームチーズ、これでも飲めそう。また、もう満腹で飲み過ぎ。



しかし、旬の魚と面白い酒。また来たくなる面白味のあるお店、さすがあそび割烹というだけのことはあった。もちろん大満足、料理は7000円ほどであとはお酒となります。
あそび割烹さん葉か
千代田区東神田2ー6ー2タカラビル2階
05054572612