hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

アベノマスクを考える

2020-05-24 05:00:00 | 日記


いわゆる『アベノマスク』が我が家にも配達された。中身についてはかなり報道されているからあまり触れないが、小学校の頃に給食当番が使っていたような布製のマスクが2枚。



安倍政権は最近この話題にあまり触れないようにしていたみたいだが、20日に菅官房長官が『18日の時点で13都道府県において1450万枚の配布が完了した。』と発言した。その際に『最近マスクが東京などに届き始めてから店頭の品薄状況も徐々に改善され、価格も反転したので非常に効果があった』という世間知らずというか、実態を知らないというか、びっくりする発言があった。

『アベノマスク』が配られたからマスクの価格が下がった訳ではないし、第一あのマスクをして街を歩く人を見たことがない。

それはさておき、以前から疑問に思っていたのがマスクの配布方法。今回届けられたマスクをよくみると『後納郵便、タウンプラス』とある。これを調べてみると郵便局の配送方法の一つで『指定した地域の配送可能な箇所に荷物を届けるシステム。新規顧客獲得やエリアを絞ったアプローチに有効』とある。特徴は宛名の記載がいらないことで第1種郵便物ならば定型で1通から84円で配送できるのである。この価格はたとえ1000通でも10万通でも変わらない。確かに全国規模でやるのならば日本郵便を使うしかないのだろうが、他のポスティングなどと比較すると高コストのような気もする。

さらに、このシステムは宛名がないため、何軒か家を持つ家庭は家の数というか、ポストの数だけ送られてしまうし、さらにらオフィスにもちゃんと届けられてしまうのだ。たぶん、総理官邸や厚生労働省にも着いている筈なのだが。家族が多くて、足りないところがある一方で住んでいる人がいないところにも全て2枚ずつというのもいかにも芸がない。

さらに配り始めて2か月近くなってまだ1450万枚は総枚数の1億3千万からすると1割。何だかなあと言いたくなります。


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