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2022年は年明けよりあまりついていない。これはオミクロン株の感染爆発によるところが大きい。昨年末に妻が孫のところに手伝いに行った時に孫たちから風邪をもらってきてしまい、正月3が日は体調が悪そうで咳が酷く、喉が痛そうである。
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12月29日からは私も休暇だったが、特に年末年始の時期は夫婦2人で過ごす時間が長い。当然のことながら私も4日頃から体調が悪くなり、咳こむことが増えた。さらに7日には痰も出るようになった。3連休は土曜日午前を除きほぼ床の中で過ごし、連休明けの11日も咳が残っていて休暇にした。
困ったのは症状である。デルタ株は肺の奥にダメージを与えるのに対して、オミクロン株は喉や鼻、口という上層に症状が出る。つまり風邪、一般的な感冒と全く同じ症状なのだ。風邪で咳が止まらなくなり、痰が出て、しかも熱はない。これでは区の発熱デスクの管轄でもない。しかし、症状が多少治まり、仕事に出ようにも出にくい。通勤電車にも乗りにくいのである。
しかし、このままではキリがないため何とか12日中には決着をつけるべく民間のPCR検査を受けることにしたのである。
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2年もコロナ禍が続く中で、民間のPCR検査場は充実している。ターミナル駅には殆どあり、スマホで必要事項をインプット、12日10時15分の検査を予約した。私が予約した施設はどうも安売り航空券の会社(エアトリ)が経営しているようである。
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検査場は渋谷駅前、宮益坂の途中にある雑居ビルの1階を改造したもので狭いコンビニくらいのスペースに検査ブースが29もあり、すれ違えないほど。それでも検温の後、予約内容を確認。検査キットと誓約書をくれ、狭いブースに案内される。誓約書には『陽性』になった際にはかかりつけ医または自治体に連絡することを認めることに関するもの。
また、検査キットにはバーコードを貼って、円錐形のプラ容器に唾を入れるのだが、出そうで出ないのが唾。4ml入れるのには5分ほどかかる。目の前にレモンや梅干しの写真が貼ってあるのが面白い。
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次はこれらを持参して会計するのだが、会計の列がすごい。作業7分、並ぶのが入場と会計合計で30分くらいかかる。さらに料金体系も面白い。PCR検査は3980円だが、当日に結果を知るためには追加料金が5980円必要。街角のPCR検査場を使うのは切羽詰まった人が多いことがよくわかる。
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全て終了したのが10時50分、外に出ると最初に来た時より列が完全に伸びていた。
問題は結果の通知時間、先方は今日中としか言ってくれない。ようやくメールが来たのが19時43分、結果はもちろん陰性だからこんなブログが書けるのだが。それでもPCR検査はかなり使い勝手が良くなって来ていると感じた。