hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

赤津加〜秋葉原グルメ

2022-01-08 05:00:00 | グルメ
秋葉原と聞くと少し前までは電気街、家電を買うときに通う場所、今はAKB劇場やメイド喫茶、オタク文化などがメインになりつつある。その中で昔から全く変わらない姿勢を貫いている居酒屋がある。

訪れでみると客引きメイドさんが店の塀に沿って5人もいるのである。しかし、入口は少し奥まった所にあり、戸を開けると時が止まったような店内にコの字カウンター、奥には大きな御酉様の熊手、大きなボンボン時計。ちょっとした物にも歴史がある。

席に着き、周りを見渡し、メニューを見ていると一年に1回飲む約束をしているAくんが定刻通りに到着。



まずは瓶ビール、サッポロ赤星で乾杯。お通しは茹でたブロッコリーとポテサラ、このポテサラが美味い。



そのうちに『マグロブツ』『カキフライ』が到着。至って普通のツマミだが、新鮮なネタを丁寧に料理されている。マグロブツはいつもお得なメニューでいつも頼んでしまう。



ここで日本酒に移る。幾つが種類のある菊正宗も悩んだが、燗酒ではいちいち頼むのが面倒で、この面子ならば飲んでしまうことを見越して一ノ蔵(宮城県)の純米の四合瓶をお願いする。



酒に合う『穴子の一夜干し』、名物『焼き鳥』『モツ煮込み』を注文。特にもつ煮込みは味噌仕立てで優しい味付け。焼き鳥はネギマが2本、若鶏の身が柔らかい。大したことはないが、この一年の積もる話に美味い酒、ぴったりの肴を突くうちについつい酒が進んでしまう。



さらに『えいひれ』『串カツ』と続く。串カツは揚げたて、ソースをたっぷり掛けて齧り付くのは至福の時。四合瓶はいつの間にか空になり、最後はレモンハイ。ここで締めに頂くのが漬物の盛り合わせ。

きゅうり、ニンジン、カブ、高菜、沢庵、ダイコン、彩りだけでなく、味も最高。珍しいツマミがある訳ではないが、基本に忠実でハズレはなく、飲みにくると常に安心できる。



硬い床に少しぐらつく椅子、カタカタ言わせながら飲んでいるうちにお開きとする。こういう昔ながらの居酒屋が減って行くのが寂しい。この日はコの字カウンターはカップルばかりでした。ご馳走さま。

赤津加
千代田区外神田1ー10ー2
0332512585


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