hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

WALL STREET

2013-08-21 04:44:40 | グルメ

今年の暑さはかなりのものである。朝からそうした中をスーツを着てというか、スーツを持ってというか、西へ東へ。お盆が明けたこともあり、結構忙しい。こうなればわ楽しみは勤務後の一杯。今日は銀行で苦労を分かち合ったT氏と一献傾ける、と言っても日本酒でなく、キンキンに冷えた生ビール。

場所は、茅場町駅から3分、霊岸 橋を右に曲ったクラシックなビル
(第二井上ビル)の一階にあるWALL STREET 。まずはスーパードライバエクストラコールドで乾杯。とにかくよく冷えて(➖1.7度)いてうまく、勝手に今日一日炎天下を歩いた自分へのご馳走と解釈。つまみは『水ダコのカルパッチョ』『フレンチフライ』『オニオンリング』どれもうまいが、やはり主役はビール。ついで『スペアリブのエスニック風』、しっかりした味付けでビールは進み過ぎ。

カバに変えてピザを取る。目の前の川も暮れて、美しさだけ残し、いい雰囲気。ただ、男二人川に向かって横並びはやや厳しい。この店は雰囲気は勿論、酒も料理も種類が豊富で大満足。隣は女性がいい、なんて言わせない、東京のウォールストリートは最高。


虎ノ門

2013-08-20 06:39:01 | 日記

一日晴天の下、兎に角日を遮る場所を探しながら道を歩く外回り。午後から都内をウロウロするが、暑いの一言。虎ノ門駅を出たのが16時半。虎ノ門の交差点を渡ると石碑がある。よく見ると、かなり前に建てられた虎ノ門の碑。そういえば何でこの地が虎ノ門なのかと思っていたのでそばにより、じっくり見て見る。

あまり良く読めないが、歩道側の記述は、虎ノ門がここにあったことを記したものらしい。今はなごりも全くないが、虎ノ門交差点付近には馬場先門や平川門などと同様に江戸時代江戸城のそれも南端の門があり、明治6年に取り壊されている。その後の地名改正の際、元々の地名である『西久保』や『芝神谷町』でなく、江戸時代にあった『虎ノ門』を復活させたもの。ではなぜ『虎』なのかには色々な説があるが、いわゆる四神思想~青龍・朱雀・白虎・玄武の考え方に基づき、南を守る白虎を用いた門があったらしい。それにしても約140年前の門の名前を1977年となり復活させて使うなど、かなり愛着のある名前だったのであろうか。
とにかく、また一つ語源の分からない地名を解明したことに感謝。

府中駅

2013-08-19 06:45:51 | 日記

京王電鉄100周年スタンプラリーも5ヶ月目。先月の桜上水駅に次いで今月は府中駅。府中はその名前のとおり、律令時代に武蔵国の国府が置かれた場所、偶然なのか丁度東京都のほぼ中心に立地する。

府中と言って思い出されるのは東京競馬場と大国魂神社。昔は競馬場の名がついた駅が京王と国鉄の二つがあったことを知っている人はもう少ないかも知れない。(武蔵野線開業前には通称下河原線、国分寺~北府中~東京競馬場前、という国鉄線が存在)また、大国魂神社は駅から歩いて5分ほど、くらやみ祭りは地元ケーブルテレビが中継をするほど有名なお祭り。
京王線は中央線と異なり、甲州街道に沿って走るため、布田・調布・府中・高幡不動・八王子といった古い歴史のある町を結んでいる。

ところで、今日は明大前から特急に乗れたため、僅か17分で府中に到着、すぐにスタンプも見つかり、作業は終了。とんぼ返りで高井戸のプールに向かったため、あまり大したレポートはない。ただ、高井戸プールはこの夏一番の大混雑、水もぬるく、小さな子供をよけつつ、運動に励んだことくらいか。

秋来ぬと、

2013-08-18 00:07:24 | 日記

あまちゃんの挿入歌『暦のうえではディセンバー』ではないが、もう暦の上では立秋(8月7日)も大きく過ぎ、今の暑さは残暑と呼ばれる季節。ただ、連日連夜の『真夏日・熱帯夜』では秋らしいなどととても言える状況にない。
しかし、家の近くを歩くと自然の中には秋らしさが少しずつ顔を覗かしている。
自宅辺りはブドウ園があるくらいで、生垣にブドウを這わせている家もいくつかあるが、そろそろ実がなりかけてきており、中には房が垂れ下がるものも。

また、ススキも白い穂が顔を出し、風にそよぎ始めている。街角を曲がるとどこにいるのか、鈴虫の羽音が聞こえはじめた。そういえばあれだけ飛び回っていたツバメの親子も旅立ったようだ。
昔の人の句に『秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる』とあるが、確実に秋は近づきつつある。こういうことを“ちいさい秋見つけた”というのであろうか。

山田穂⁈

2013-08-17 00:02:15 | グルメ

酷暑といえるお盆休みの中を休まず働き続けた自分へのご褒美にと三本目の『雪の茅舎(生)純米吟醸山田穂』を開ける。
山田穂とは山田錦の親にあたる品種で(この山田穂と『郷の誉』で有名な茨城県の須藤本家が復活させた『渡舟』という品種を掛け合わせたのが山田錦)、斎彌酒造店の新製品。

雪の茅舎は秋田県由利本荘市の豊かな水で作られたいわゆる秋田女酒の部類で、『まんさくの花』と共に大変好きな銘柄。(最近は新政もかなりいい)
楽しみに口開けすると、まずは一口。予想にたがわぬフルーティーな香り、生だけにさらに口あたりがよい。しかし味わいはしっかりしており、ねっとり旨みが口の中に広がる。はじめはよく冷えているので喉越しがよいが、徐々に適温になり、旨さをさらに噛み締めたくなる。頂いた三本の中ではやはりこの酒が呑み慣れていることもあり、好みであった。
気がつくとつい飲み過ぎそうな酒、ただかなりの酒が守備範囲に入る小生は、まあいつものことかも。

蛇足ながら、帰り道に人形町の酒屋で同じ斎彌酒造店の『美酒の設計(瓶火入れ)』を買ってしまった。これは次の楽しみ。

お盆雑感

2013-08-16 06:20:21 | 日記

朝見つけたセミは丁度、殻を破って成虫になり、羽根が乾かしているところだったらしく、そばによっても逃げない。その上、その抜け殻の隣にいるなど、珍しい状況。セミにとっては最大のピンチだったのかも。惜しむらくは小生が会社に急いていた途上だったので、セミでなく自転車にピントが合っていること。
ところで、小生はお盆の東京はあまり嫌いではない。まず、通勤電車はゆっくり座っていける。それにみんなが休みの中で、働いていることは確かだが、お正月のデパートと違ってお客さんが押し寄せるわけではないし、逆にいうと外回りに出掛けるといっても大して行くところもない。一方、自宅にいると中々付けてもらえないエアコンも事務所では効いている。流石に前の週末のような気が狂ったような暑さは辛いが、それに比べるとひと段落ついたし、夜に呑みに行っても、お客さんが少ないので大切にされる。もちろん、一緒に行く連れがあってのことだが。

もちろん、全てが上手くいくわけではない。今日は流石に人形町でも飲食店はお盆のため大半が休みで、昼どきはチェーン店しかやっておらず、混んでいてビックリ。まあ、終戦記念日、大文字が終われば、また、元に戻るので僅かなことが気にすることもないのだが。ただ、気候的には今年の夏はまだまだ、残暑厳しくと行きそうで、朝のセミもうるさく鳴くことができそうである。

うぽっぽ

2013-08-15 06:35:32 | グルメ

『うぽっぽ』とは江戸言葉で『うかうかと遊びまわるさま。のんき様。うぼうぽ』とあり、式亭三馬の浮世風呂にも『おのしがのように、うぽっぽで遊んで歩く者は、またと一人とありやしねえ』と使われている。
この面白い名前の店も人形町の飲み屋の多いこのあたりで、しかもビルの3階という厳しい条件の元で今年で6周年とは立派。酒もなかなか置いていない銘酒を揃え、地味ながら店主の凝り方に評価がたかい。小職も時々通い出して3年になるが、職場が変わり、事務所から歩いて5分になった。
本日はお盆の最中だが、店は律儀にやっていて、前の職場のA氏と久々の一献。和服姿のご主人が迎えてくれる。まずは、生ビールで乾杯、お通しの『鶏手羽の煮込み』、さらに『根菜入りポテトサラダ』『海老のせ冷奴』『トウモロコシ入りつくね』『ごぼうチップ』を注文。相変わらず『海老のせ冷奴』は食感がよく、『つくね』も味がいい。

日本酒はお勧めの『流輝』(群馬県藤岡市)と『七口万・ななろまん』(福島県会津)を口開けに。『流輝』はふくよかで度数の割に口あたりがよい。
さらに『アジフライ』『ネギ入り卵焼き』『エイヒレ』を注文。『アジフライ』の新鮮さとタルタルソースの旨さに感動。酒の追加は『羽根屋』(富山)、『栄光松山三井』(愛媛)を注文。前者は薄濁りの割に辛口で旨さが際立ち、後者は定番で安心して飲む。
その後はイマイチ記憶が不確かだが、『遊穂』(石川)、『原田』(山口)、『はなざかり』(岐阜)『山崎醸』(愛知)などを飲む。(もちろん、酒は2人で一つ頼んだものでこれをシェア)


話も現況の苦しみや盛り上がる昔話など兎に角、一緒に苦労しただけに話題は尽きない。他のお客さんも粋な着流しの常連さん一人、静かなとてもビルの三階と思えない中で、ゆっくり呑んで、たらふく食べて楽しい酒宴。お互い酒の力を借りて『うぽっぽ』になる。そして、次回は恒例の年末最後の飲み会の約束をしてお開きに。

左党の小職としては、仕事場近くにこの店があるだけで幸せ。

ノウゼンカズラ

2013-08-14 06:35:58 | 日記

うちのまわりも真っ白の泡状の花のサルスベリや紅色の夾竹桃、黄色のひまわりなど夏の花が真っ盛り。そうした中で樹の高いところで鮮やかなオレンジの花をつけるノウゼンカズラは目立つ存在。
カズラの仲間で自立しているのではなく、ツル性の植物。ただ、藤と同様誇らしげに花を他の樹のてっぺんにつけている。元々は平安時代に中国から渡来したらしく、古名『ノウセウ』から今の名前に転じたが、その意味は空に向かうということ。英語では花の形から『トランペットフラワー』と呼ばれている。

ドライブに行くとよく農家の入口に鮮やかに沢山咲いているものを見るが、本当に青空と入道雲がよくに合う夏の花である。

ジェラシックパーク⁈

2013-08-13 06:34:00 | 日記

丸ビルで仕事を終えて、一階に降りるとそこには肉食恐竜の骨格模型がずらり並んでいる。聞けば、3カ所の会場に分け、福井県恐竜博物館の門外不出の骨格模型を夏休みの企画(~8月18日)で展示しているとのこと。ここ丸ビルは肉食恐竜、あとオアゾに草食恐竜の展示、新丸ビルでは化石発掘体験ができる。

展示の中で目を引いたのが、約8.8mあるバリオニクス・ワルケリ、頭蓋骨が長く骨格がワニに似ていると思ったら、魚など水の中の生物を中心に食べていた恐竜。頭だけで1.4mある標本はモンゴルで見つかったアジア最大級の肉食恐竜タルボサウルス・バタール、全身だとさぞかしでかいだろう。その他、尻尾の長いディロング・パラドクサスなど全部で5体。

こいつらが回りを走ったら、ジェラシックパークでないが、かなり怖いなあと感じた。子供たちは珍しいそうに目を輝かせて見ていると対照的に母親たちは自由研究のネタにするのか、熱心に解説をよんだり、ビデオを見たりしていたのが、印象的。

だけど、本当に恐竜は何色だったのか、こればかりは今の科学ではなかなか解明されそうもない。よく塗られている緑がかった茶色ではなく、鮮やかな赤や青なら面白いのだが。


加茂錦

2013-08-12 06:35:40 | グルメ

阪神の藤浪投手ではないが、毎週日曜日は決まってうまい日本酒を呑んでいる。今日の酒は先日貰った三本の日本酒四合瓶第二弾。加茂錦は新潟県加茂市の加茂錦酒造の酒で、今日の酒は大吟醸酒生原酒。米は山田錦と五百万石が半々、精米度合が50%、アルコール度数は17%。

大吟醸は基本的に精米度合が50%以下ということになっているが、アルコール添加は認められている。最近はさらに磨き、心白という部分のみにした酒米を使った大吟醸が多いため、酒のみを楽しむにはよいが、食中酒には向かないものもあり、また、値段も高価で、正直試飲のみとしてきた。(“どれを呑んでも同じ味わい“と感じることがある。)
しかし、この酒はむやみに削りすぎないこともあり、最後に米の香りが鼻に抜け、味わいもあるよい仕上がり。原酒だけにもっと度数が高いかと思わせる辛さと強さを持ち合わせており、今日の肴(塩水うに、下足の味噌漬け、九条ねぎのぬた)など比較的味の強いものにも負けず、よく調和していた。

食中酒としてもなかなかの酒で、価格はもらいもののため、よくわからないが、人にも勧めたい部類である。何て考えているうちに、また、一本空けてしまう。