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hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

小網神社

2013-08-11 08:22:07 | 日記

小網神社で七福神三社目。ここは茶の木神社から歩いても5~6分、小網神社には訪れる人が多く、周辺にも案内板が結構出ている。ここの開基は約千年前、恵心僧都源信による万福庵という庵。その後、室町時代に庵の周りで悪疫が流行し、人々が困った折に網師の翁が海上で、網にかかった稲穂をもって庵を訪れた。その夜に庵主の夢枕に恵心僧都源信が現れ、網師の翁を稲荷大明神と祟めれば悪霊が消滅すると告げた。庵に翁はすでにいなかったが、翁を小網稲荷大明神と称え、日夜祈願したところ、悪疫が消滅したので、神社となったとするのが縁起。
太田道灌も詣でた由緒ある神社で、神仏分離で明治6年村社となり、今に至る。

その由緒から『強運厄除』の神様と信じられ、関東大震災の際にご神体を神職が新大橋に避難させたが、新大橋は地震で落ちなかったとか、太平洋戦争に出征祈願をしたものは、1人も戦死しなかったなどかなり御利益があるようである。七福神のうち、弁財天は万福寺に伝わっていたもの、福禄寿も祀られている。
養老の滝や昇り龍・下り龍の彫刻など小さな社の割には盛り沢山。
厄除けの御利益があるということもあり、そばを通る度にお参りを欠かさないようにしている。11月25日のどぶろく祭、10月28日の万福舟乗弁財天大祭は有名らしく、是非参加したいものである。

魚の家

2013-08-10 00:22:00 | グルメ

暑い一週間がようやく終わりをつげ、久々に前の職場の飲み友達との会に参加。三月までは毎日通っていた新橋に6時半に集合。今日の店は日本酒好きのF君のとっておきの店らしい。
新橋駅烏森口を降りて6分、パチンコ屋を曲がり、目的地『魚の家』に到着。まずは生ビールで乾杯。お通しの『カニの酢の物』と『鶏皮の和え物』はさっぱりしていてなかなか。日本酒に移り、まずは『風の森~雄町』は口開け。爽やかな中にねっとり感があり、とにかくうまい。次いで刺身盛り合わせはキンメ、イサキ(霜皮造り)、中とろ、タコ、カンパチなど盛り沢山。特にイサキには魚の旨味を感じる。これに合わせたのは『王録~80』、さらに次いで出て来たキンメのかぶと焼きは脂がのって酒の重さとよく調和する。『白露垂珠~夏の濁り』はとても濁り酒とは思えない甘みが少なく、さっぱり感の中に味わいのある酒。さらに『開夏』は島根の開華の夏ブランド、熟成が程々でよい仕上がり。辛い鶏唐揚げは揚げた唐辛子の中に唐揚げが入ったメニューで混ぜる程辛くなる。


幹事のF君が『花陽浴(はなあび)』を見つけすかさず注文するが、これまた華やかないい酒。さらにお店のお勧めで『親父の小言』を飲むが、特徴のあるラベルとは対照的に万人好みの中庸の酒、震災で避難した福島県の酒らしい。最後に『風の森』がわすれられずもう一度呑み、再度感動、クリームチーズの酒盗掛けや漬物をつまみ、ようやくお開き。

わずか四ヶ月半であったが、組織の改変や異動など色々あった仲間たちと再会し、美味しい肴と酒で集った三時間半、誠に楽しい真夏の酒宴 。皆と別れて新橋・機関車前広場、角瓶の菅野美穂が笑っていた。

『魚の家』
港区新橋3ー14ー7ユウキビルB1
03ー3437ー5285

真夏の築地

2013-08-09 06:39:34 | 日記

一昨日までの曇り空が嘘のような晴天、湿度は下がったが、兎に角日差しが強く、地下鉄の階段を上がると眩しくて、一瞬外が見えないほど。仕事で築地駅をおり、本願寺前を通り、築地市場の場外沿いの歩道を歩くとそこにはかなりの観光客。魚屋の店先をカメラに収めたり、値引き交渉をしたり。その数と熱気に圧倒される。兎に角、なかなか先に進めない状況で聞き耳を立てるととびかう中国語。この暑いのに元気だなあと感心、しかもこの暑いのに魚を買って大丈夫なのか、などついつい余計なことを考えてしまう。
市場の正面を経由して、顧客のところにようやく到着、出された麦茶を飲んで少しホッとする。仕事を済ませ、外に出たのが11時45分。太陽はさらに高くなっており、帰り道は人混みを避け、市場の反対側の歩道を歩き、築地駅を目指す。

観光バスの駐車場は満杯、その先で反対側を見ると写真にあるとおり、勇ましいマグロの看板。これに立体感があり、まさに飛び出すようで、思わずシャッターを切る。真夏の青空を泳ぐマグロをみたようで、看板ながらその姿は凛々しかった。

メトロはこね

2013-08-08 06:17:31 | 日記

仕事で半蔵門線大手町駅で千代田線に乗り換えるべく、ホームに上がるといつもと違う車両が停車中。フェルメールブルーと小田急が名付けたMSE60000系車両である。美しい流線形のフォルムは閉塞感漂う地下鉄の駅には正直いって不似合い。
アナウンスを聞くと『メトロはこね21号』である。北千住発で大手町(10:12発)、霞が関、表参道を地下鉄線内で停車、箱根湯本には11:54に到着。箱根湯本までいくのは平日一往復のみ。かなり珍しい風景を見られたことに気付く。

一方、こちらが急ぐ時に限ってなかなか発車しないのにはイラついている自分を発見。何とか仕事には間に合ったが、逆に 働く人を尻目に一度箱根旅行に行ってみたいものとあとになり、ようやく考えついた。まだまだ、俺も枯れていないなあ。

新政 天蛙

2013-08-07 06:39:48 | グルメ

思いがけない贈り物が、後輩の飲み友達M君から届いた。包みを開けると、予想通り日本酒、しかも四合瓶が3本、長年勤めた会社の退職祝だという。左党の小生には何よりのギフト、持つべきはいい後輩である。
さて、肝心の酒だが、新政の『天蛙』(秋田)、『雪の茅舎』の生酒(秋田)、『加茂錦』(新潟)の三本。まず、すぐに飲むべきは発泡の天蛙であることは間違いない。

ラベルには図案化された葉っぱの下の青蛙、喜び勇んで開けようとすると意外に強い炭酸。ゆっくりだましだましあけるが、その時間がじれったい。注ぐとやや白濁しており、冷やしたグラスの中では小さな泡が弾ける。
一口目は正直、米の香りというよりフルーツ、例えばすもものような香りを感じる。濁り酒にありがちな甘みはそれ程強くない一方で、酸は柔らかいながらしっかり感じられる、味はアルコール度8%の優しさとよく冷やしてシャンパングラスでグイグイ飲んでしまえる心地よさを併せ持つ。後味も日本酒感が弱く、これは女性にはきっと受けるなあと思う。今日のような夏の暑い日に喉ごしで飲みたい酒。ただ、気がつくと飲み干している不思議な酒であった。数年前の新政という蔵からこの酒が生み出されるなど想像だにできなかったことも一つの驚き。それにつけても、あと二本も楽しみである。

人形町せともの市

2013-08-06 00:01:43 | 日記

朝、水天宮前駅を降りると目の前にカバーの掛けられたテントがずらり並んでいる。いったい何のイベントかなあと思い幟を見ると、せともの市の文字。店の開店準備をしている人に聞くと、今日から3日間、10時~20時までやっているとのこと。

人形町でのせともの市の開催は昭和29年以来 60回目を数える歴史あるイベント。かつて人形町、蠣殻町、浜町などに陶器問屋が多くあり、せとものの供養も兼ねて在庫処分したものらしく、今も神事が行われるらしく、大観音寺の前には神棚もしつらえられている。

会場は水天宮の交差点から人形町の交差点まで歩道の両サイドで、全部で35のテントを張り、賑やかに市が開かれている。それぞれの店は特徴があり、伝統的な茶碗や皿を売るもの、鍋釜専門、ガラスアンティークを扱うものなど多岐に渡る。また、お客も心得たもので割り引かれた価格からさらに値引き交渉を盛んにやっている。ロクロ体験もでき、子供たちが土をさわっていた。まさに、人形町の夏の風物詩のようだ。


茶ノ木神社

2013-08-05 06:39:59 | 日記

先日、水天宮の話題をのせたが、水天宮は七福神でいうと弁財天ということになっている。ではあとは何処にということになるが、この日本橋七福神は水天宮の仮宮移転を除くと比較的近くに位置するものが多く、歩いて回れる。
そのうち水天宮前駅から最も近いのが、茶ノ木神社。この神社は再開発の高いビルに囲まれた中にあり、通常無人。もともと、江戸時代は3000坪の下総佐倉城主大老堀田家の中屋敷にあったもので、もとは違うところにあったが、地下鉄日比谷線の工事の際に移転、その後、新たな社殿を建てたとのこと。布袋尊が祀られ、茶の木が見事だったため、この名前になったらしい。今も周りにはお茶の木が植えられ、往時をしのばせる。因みに毎日前を通り、できる限り手を合わせるようにしている。

月窓寺

2013-08-04 07:27:03 | 日記

今日もお寺の話。吉祥寺の名前は江戸時代に文京区本郷にあった吉祥寺が明暦の大火で焼け出された周辺の寺がこの街にやってきて、昔を懐かしみ吉祥寺村にしたとのこと。ただ、肝心の吉祥寺は本郷から駒込に移ってしまい、つまり吉祥寺には吉祥寺はない。実はこのことは知らない人が多い。

そして寺の街の中心がこの月窓寺。八月三日、四日は盆踊りなど門前市でかなりの人出がある。境内に入ると『白衣観音開帳』ののぼり。参道に沢山出ている屋台の前を通り、人を掻き分け観音堂に御参り、元禄時代につくられた乾漆造の白衣観音が安置、その横では善人善女が酒盛りの真最中。

さらに本堂に登り、観音様に対面。新しいものだが、その美しいお姿に感動、長く吉祥寺には来ているが始めてこの寺に上がった。

静かな本堂とは対象的に、外は炭坑節で大盛り上がり、平和な夏の夜。

西新井大師

2013-08-03 00:06:45 | 旅行

仕事で西新井まで来る。朝はすずしかったが、午後になるといつもの蒸し暑い気候に戻る。ここまで来たなら、お大師さんを詣でることに。西新井駅の階段を昇ると左に改札、1番線から大師前駅までいく二両編成のワンマンカーがちんまりと停車中。折り返すダイヤらしく、すぐに出発。そして、二分程で終着駅に到着。大師前駅は高いドーム型の立派な造りだが、通常日は無人駅。しかも自動改札すらなく、全ての精算は全て西新井駅で行っている珍しいシステム。

通称『西新井大師』、正式には『五智山遍照院総持寺』で平安時代に空海が作り、関東三大大師に名を連ねる名刹。火伏せのご利益があるとのことだが、本堂は1966年に焼失、ただ、本尊は免れたとのこと。


庭に植えられた百日紅やひまわりがお出迎え 。平日の夕方は静かなもので開催中である風鈴祭の風鈴の音が静かに流れている。音だけは涼しげ。その前の本殿や栄螺堂は立派な建物で、お参りする。

短い参道を歩くと名物の草団子を売っている。特に門前の向い合う二軒は張り合って客に売込み合戦が激しい。こちらは僅かな客の一人のため、関わると大変。団子代わりに堅焼き煎餅をお土産に20分の参詣は終了、また、大師前駅から二両編成の車両に乗り込んだ。


まことちゃんハウス

2013-08-02 06:39:30 | 日記
本文
吉祥寺を歩いていると有名人に会うことも多い。少し前までは蕎麦屋の吉祥寺砂場やイタリアンのルッコなどで黒テントの斎藤晴彦さんにはよくお目にかかったし、今をときめく宮藤官九郎さんは今はなきデニーズでよく原稿を書いていた。女房は宇梶剛士さんを何回も吉祥寺で見かけたとの情報も。
そうした人の中でも昔からこの街でロジャースの赤白のボーダーシャツを着て目立っているのは漫画家の楳図かずおさんである。4、5年前に『まことちゃんハウス』を建てる際に周辺の環境にそぐわないと隣人から訴訟を起こされたことは有名。

しかし、そんなに目立つ家を探し、南町を歩くもなかなか見つからない。半年前にふと歩いていて発見したが、場所は井の頭線の高架を越えて、井の頭公園方向に住宅地を少し歩いたところだったはず。ようやく見つけたが、分からなかったのは樹々が大きくなってせっかくのシマシマの壁やまことちゃんのオブジェが写真の通り、隠れてしまっているためで、今はかなり見つけにくい状況になってしまっている。少し樹々を整理してあの吉祥寺名物をみたいものである。