outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

熱帯地方の人達

2011年10月21日 23時19分34秒 | 退職生活
世界を回るヨットの一般的なコースは、赤道の近くが殆どです

赤道に近いところを回る理由は、赤道近くは天気が安定しているし、台風やサイクロンの無い「冬」にクルージングするからです

緯度が北緯でも南緯でも、10度以内では夏でも台風にまで発展することは殆どありません。

当然、冬でも赤道近くは寒くありませんし、冬は晴れの日が多く、病気の発生も少なく、涼しくて気持ちが良い気候なんです

それで僕のように14年も海の上に居て、「一度も悪天候に遭った事が無い」と言うのは普通です。

そんな熱帯地方と言うのは・・・

太平洋でもインド洋でも、大西洋でも「島」が多いんですが・・・

面白い現象があります

その前に、僕が航海したコースを言いますが、最初の航海は日本からハワイでした。(この航路だけは、潮の流れと風に向かう馬鹿な航路選択でした)

しかしハワイから後、14年の航海すべては、常に風や海流に逆らわず、全く天気の心配も無い極楽航海航路で、南太平洋まで南下、サモア、トンガ、フィジー、バヌアツ、ニューカレドニア、オーストラリア、クリスマス島、スリランカ、オマーン、イエメン、エチオピア、スーダン、エジプト、スエズ運河で地中海に入り

モロッコ、カナリア諸島、カーポベルデから大西洋を渡って、カリブの島国をひとつづつ南下

ベネズエラ、コロンビア、パナマ運河を抜けて、コスタリカまで上がり、ガラパゴス、マーケサス、ツアモツ諸島、タヒチ諸島からクック諸島、ニウエからトンガで世界一周

ニュージーランド、フィジー、バヌアツ、ニューカレドニア、オーストラリア、インドネシア、シンガポール、マレーシア、タイまで行って引き返し、ボルネオからフィリピン、最後に台湾経由で2007年6月日本へと戻りました。

その航海で、ヨット「ホロホロ三世」は1000ヶ所以上の島や入り江にイカリを入れて、その都度上陸し、時々数日から一ヶ月の内陸旅行をして来ました

そんな事で、色々な地域の熱帯地方の人達と接し、一緒に過ごしたんですが・・・

ここで先に戻りますが、気づいた面白い現象とは・・・(勤め人を除いてですが)

熱帯地方の人々は、平均的に時間にルーズで「約束の時間」と言うのが「あって無い様な」状態なんですが・・・

とは言っても明らかな「地域差」があるんです

「カリブ海の島々」は個別の「小さな国」なんですが・・・・約束の時間の一時間前後位までの範囲に殆どの人達は納まります。

太平洋の島々の場合、北半球の島々は「2~3時間」ですが・・・

同じ太平洋でも、南半球の島の人達になると・・・約束の時間の範囲は一日位となり・・・時には数日だったり、すっかり忘れているのも珍しくなくなります

そして・・・面白いのは・・北半球でも大陸や、大陸に近い大きな島は・・・

南半球の島々の人に近い「幅の広さを持っています」

今日、こんな事を書いたのは・・・昨日M氏が9時までに来ると約束してました。

来る理由が「人に紹介する為」だったので・・・中に立つY氏も呼んで、会いに行くN氏にも電話をしていました。

僕も立ち会う事になっていたので・・・Y氏と早い時間から倉庫ハウスでM氏の到着を待っていました

9時になっても来ないから・・・

何か途中で事故でもあったかと・・電話をすると・・・まだ徳島市内の家で・・・・「そんな約束したかな~・・・」と

今まで・・・M氏を日本人だと思っていた僕は馬鹿でした

そう言えば・・・M氏はフィリピンが大好きなようで・・・日本国内にいても・・・良くフィリピン国の芸能人と接触しているみたいですし、フィリピンにも良く行くように聞いてました

皆さんもM氏と約束をする時は「熱帯地方人」と思っておくことを推奨致します。

そんな訳で、昼前になったけど・・・漁船「津の峰丸」の元船主と会って、4人で船を出して少し走ってきました

その後、約束を忘れた罰に、行列が出来るラーメン屋の支店(数日前開店)でM氏にラーメンを奢らせました

僕は遊んでいるから、仕事をしている人の様に暇がありません。

どうか「約束の時間」はお守りください

そう言う僕は・・・長く熱帯地方に滞在したから・・・「カリブ海人」位にはなってますので、よろしくお願いいたします





























コメント
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