気温の急低下、強風の一日はあったけど、二泊三日の縦走は晴天と好視界に恵まれて愉しい登山でした

特に思い出となったのは・・・「農鳥小屋」

ネットで見ても解りますが・・・農鳥小屋の評判は非常に悪く、泊りたくない山小屋ランキングの一位なんて言う人もいます
でも・・・北岳、間ノ岳、農鳥岳と白根三山を縦走しようとすると、健脚でない僕らは二泊するのが適当なので・・・
一泊目を北岳肩の小屋、北岳と間ノ岳を結ぶ稜線を、視界を愉しみながらゆっくり歩きたいと思っていたので・・・・二泊目を農鳥小屋と決めました
評判の農鳥小屋に泊っておきたいと思ったのもありますが・・・
ところが・・・二日目は寒気団が下がって来て、急激な気温低下と強風で登山道となっている稜線は風が直接当る側にあり、歩くのがやっと
太陽が出て、視界も良いのに西側に顔を向けることも出来ないほど
倒れないように歩くのがやっとの中、北岳、間ノ岳頂上でもゆっくりなんて出来る状態でなく、午前11時前に農鳥小屋に到着。
その時間に農鳥小屋に到着する登山者は・・・当然の様に次の小屋へと進むので・・・
小屋の主人も「泊り客」と思わなかったようです。
話し掛けると「何?何?」と不機嫌な顔で対応してくれました
「泊りたい」と言うと・・・ノートを出してきて、名前と住所を書くように言われたので・・・
主人が日付を書いた下に名前と住所を書いたんですが・・・
日付のすぐ下に書かなかったので・・・「三行も使っている」と怒られました
でも・・・宿泊するコタツがある部屋には、ポットに入ったお湯とお茶とコーヒーがあって・・・
無料サービス

まだ午前中だから・・・本はありませんか?と聞くと・・・
「一冊もありません」との事
寒いし風が強いから・・・外に出る気分になれないのに・・・本も無いのは辛い。
でも豆炭式コタツは・・・暖かくて・・・
その一辺には汚い座布団があって・・「ここは自分の席だから絶対に座るな」と厳しく言われたけど・・・
三辺は空いているから・・二人で入って・・・お茶を飲んで座っていたら・・・
次々来る登山者は・・・ここに泊らず・・・通過
そんな人達の中で主人に話しかける人は・・・何故か叱られているみたい
なにしろ「不機嫌」なんです。
そんなだから・・・我々二人だけしか泊る人がいないのかな~・・・と思っていたら・・
35歳のテント持ちの女性が、余りの強風に素泊まりをする事になって
僕が観察して思ったんですが・・・主人はどうも「耳が遠い」ようなんです
それで・・・言ってる事が聞こえないから・・・大声を出し、怒っているように聞こえるのでは?(確かにそれだけではないようですが)
そのうち・・美由紀はトイレに行って・・・波トタンを半分に丸めた上に「する」方式にビックリ
その「した」ものは・・・テント場のすぐ近くの斜面にそのまま
これは・・・ちょっと問題ですね~・・・特に宿泊者が多かったら・・・
問題をもう一つ言えば・・・狭い小屋(受付)の中に犬(甲斐犬)を4匹飼っているんですが・・・その横のストーブの上で・・・宿泊者の食事を大鍋で煮ています
僕らは犬が好きですし、家の中で飼ってもいたから・・・犬の毛が多少鍋に入っても気にしませんが、気になる人は・・・多分それを見たら食べられないのでは?
食事は極めて質素で、野菜のごった煮と佃煮、味噌汁でしたが・・・山小屋ですから・・・
夜はコタツに足を入れて・・・コタツから放射線状に敷いた布団で三人が寝たんですが・・・快眠できました
朝は・・・四時過ぎから朝食(前夜の味噌汁を温めたものと佃煮、生タマゴとのり)
食事をするのが美由紀と僕の二人だけだから・・・仕方ないでしょう。
翌日用のお湯も水(前夜に入れておくように言われたが、朝には凍る恐れもあるから当然)も無料でした
最後に「農鳥小屋」に泊って良かったか?と言えば・・
翌日が気温は低かったものの、風も止んでましたし・・・あの風の中を無理して後五時間歩くより遥かに快適でした
また・・長く山の上に居られたし・・綺麗なブロッケンや富士山も小屋の前から見れたし・・・非常に印象深い小屋に泊れて・・・

良かったです
主人は・・・決して悪い人で無いと思いますよ。
怖がらず、是非皆さんにも泊って頂きたいと思います。
小屋を出て農鳥岳に登り

冬毛に変わり始めている雷鳥三羽をゆっくり観察

脚の毛が極寒の地で冬を越す逞しさを感じさせてくれました
今日は静岡に出て、久しぶりに海の匂いを嗅いで・・・
来た時と同様「御在所SA」で泊る事にしました。


特に思い出となったのは・・・「農鳥小屋」

ネットで見ても解りますが・・・農鳥小屋の評判は非常に悪く、泊りたくない山小屋ランキングの一位なんて言う人もいます

でも・・・北岳、間ノ岳、農鳥岳と白根三山を縦走しようとすると、健脚でない僕らは二泊するのが適当なので・・・
一泊目を北岳肩の小屋、北岳と間ノ岳を結ぶ稜線を、視界を愉しみながらゆっくり歩きたいと思っていたので・・・・二泊目を農鳥小屋と決めました

評判の農鳥小屋に泊っておきたいと思ったのもありますが・・・
ところが・・・二日目は寒気団が下がって来て、急激な気温低下と強風で登山道となっている稜線は風が直接当る側にあり、歩くのがやっと

太陽が出て、視界も良いのに西側に顔を向けることも出来ないほど

倒れないように歩くのがやっとの中、北岳、間ノ岳頂上でもゆっくりなんて出来る状態でなく、午前11時前に農鳥小屋に到着。
その時間に農鳥小屋に到着する登山者は・・・当然の様に次の小屋へと進むので・・・
小屋の主人も「泊り客」と思わなかったようです。
話し掛けると「何?何?」と不機嫌な顔で対応してくれました

「泊りたい」と言うと・・・ノートを出してきて、名前と住所を書くように言われたので・・・
主人が日付を書いた下に名前と住所を書いたんですが・・・
日付のすぐ下に書かなかったので・・・「三行も使っている」と怒られました

でも・・・宿泊するコタツがある部屋には、ポットに入ったお湯とお茶とコーヒーがあって・・・
無料サービス


まだ午前中だから・・・本はありませんか?と聞くと・・・
「一冊もありません」との事

寒いし風が強いから・・・外に出る気分になれないのに・・・本も無いのは辛い。
でも豆炭式コタツは・・・暖かくて・・・
その一辺には汚い座布団があって・・「ここは自分の席だから絶対に座るな」と厳しく言われたけど・・・
三辺は空いているから・・二人で入って・・・お茶を飲んで座っていたら・・・
次々来る登山者は・・・ここに泊らず・・・通過

そんな人達の中で主人に話しかける人は・・・何故か叱られているみたい

なにしろ「不機嫌」なんです。
そんなだから・・・我々二人だけしか泊る人がいないのかな~・・・と思っていたら・・
35歳のテント持ちの女性が、余りの強風に素泊まりをする事になって

僕が観察して思ったんですが・・・主人はどうも「耳が遠い」ようなんです

それで・・・言ってる事が聞こえないから・・・大声を出し、怒っているように聞こえるのでは?(確かにそれだけではないようですが)
そのうち・・美由紀はトイレに行って・・・波トタンを半分に丸めた上に「する」方式にビックリ

その「した」ものは・・・テント場のすぐ近くの斜面にそのまま

これは・・・ちょっと問題ですね~・・・特に宿泊者が多かったら・・・
問題をもう一つ言えば・・・狭い小屋(受付)の中に犬(甲斐犬)を4匹飼っているんですが・・・その横のストーブの上で・・・宿泊者の食事を大鍋で煮ています

僕らは犬が好きですし、家の中で飼ってもいたから・・・犬の毛が多少鍋に入っても気にしませんが、気になる人は・・・多分それを見たら食べられないのでは?
食事は極めて質素で、野菜のごった煮と佃煮、味噌汁でしたが・・・山小屋ですから・・・
夜はコタツに足を入れて・・・コタツから放射線状に敷いた布団で三人が寝たんですが・・・快眠できました

朝は・・・四時過ぎから朝食(前夜の味噌汁を温めたものと佃煮、生タマゴとのり)
食事をするのが美由紀と僕の二人だけだから・・・仕方ないでしょう。
翌日用のお湯も水(前夜に入れておくように言われたが、朝には凍る恐れもあるから当然)も無料でした

最後に「農鳥小屋」に泊って良かったか?と言えば・・
翌日が気温は低かったものの、風も止んでましたし・・・あの風の中を無理して後五時間歩くより遥かに快適でした

また・・長く山の上に居られたし・・綺麗なブロッケンや富士山も小屋の前から見れたし・・・非常に印象深い小屋に泊れて・・・

良かったです

主人は・・・決して悪い人で無いと思いますよ。
怖がらず、是非皆さんにも泊って頂きたいと思います。
小屋を出て農鳥岳に登り

冬毛に変わり始めている雷鳥三羽をゆっくり観察

脚の毛が極寒の地で冬を越す逞しさを感じさせてくれました

今日は静岡に出て、久しぶりに海の匂いを嗅いで・・・
来た時と同様「御在所SA」で泊る事にしました。