三無主義

 ~ディスパレートな日々~   耶馬英彦

レース回顧~ジャパンカップ

2014年11月30日 | 競馬

ジャパンカップの結果

1着エピファネイア △
2着ジャスタウェイ 無印
3着スピルバーグ  無印

馬券は当然ながらハズレエピファネイアの頭は考えづらかったうえに、秋の天皇賞馬2頭はハナから消してしまいました。

レースはこれといった逃げ馬がいないのでスローペースになると思いきや、1000m通過が59秒6というそこそこ速いペースになりました。それを2、3番手で追走して直線で抜け出し、最後は4馬身も千切ってしまうのだから、よほどエピファネイア向きの展開だったということです。レースの上がりが35秒2と、切れ味勝負にならなかったのもこの馬には幸運でした。
ジェンティルドンナエピファネイアのすぐ後ろにいて直線も不利がなかったのに負けたのですから、ここは力負けでしょう。馬場発表は良馬場でしたが、いつもの軽い馬場と違って力のいる馬場になっていたことはたしかだと思います。そのために切れ味勝負のハープスターデニムアンドルビーも勝負になりませんでした。
イスラボニータジャスタウェイよりも前で競馬したのに9着に負けてしまいました。この馬はどちらかというとマイル路線が向いているのでしょう。そのジャスタウェイもやはり正攻法の競馬。こういう消耗戦になったことがこの馬に幸いしたのでしょうか。
後方から行って、中をついて馬群を縫うように出てきたのがスピルバーグ。最後はジェンティルドンナを競り落としたのですから天皇賞はフロックではなかったということです。同じように後方から行きましたが、4コーナーで外を突く展開になってしまったのがハープスター。最後まで伸びては来ていますが、掲示板がやっとでした。この馬はこれからも展開に左右されることになるのでしょう。
いいところがなかったのがデニムアンドルビー。天皇賞のパフォーマンスを見ると、直線で必ず突っ込んでくるように思われたのですが、この馬もやはり今日の馬場があっていなかったということでしょう。もしかしたらカンカン泣きすることろもあるのかもしれませんね。

さて来週はジャパンカップダート改め、チャンピオンズカップです。
中京ダートの1800mというあまりメジャーでないコースで行なわれることがポイントで、あまりこのコースのダートを走ったことがない馬が多い中、中京ダート2.0.1.0で三連勝中のインカンテーションあたりが人気になるのでしょうか。楽しみです。