天皇賞秋の結果
1着スピルバーグ 〇
2着ジェンティルドンナ ◎
3着イスラボニータ △
馬券は3連単23,290円が的中。先週に続いて連勝することができました。
1着のスピルバーグから17着のトーセンジョーダンまで1秒に収まる大激戦でした。レースは1000m通過が60秒7という天皇賞にしてはスローペースで、予想通りの直線勝負になりました。
直線残り200mちょっとのところでイスラボニータが先頭に立ったときはこの馬に勝たれてしまうのかと思いましたが、内からジェンティルドンナが勝負根性を見せて差し返したところに、外からスピルバーグがすごい末脚でまとめて差し切りました。北村騎手の好騎乗だと思います。スタートは互角でしたが、そこから無理して行かずに後ろに下げ、直線は大外を突きました。完勝です。しかし今日のレースがはまりすぎた感もあるので、ジャパンカップまではどうでしょうか。人気になるようなら逆に消しかもしれません。
ジェンティルドンナは直線で内を突いたところを見ると、休み明けで仕上がりがいまひとつだったと推測されます。たいていの馬なら馬群に沈んでしまうところですが、そこからG1馬の底力を見せる形となりました。一度叩いて調子が戻ればジャパンカップ3連覇もありえます。
イスラボニータは横綱競馬をして負けたので、力負けというところです。3歳馬の中ではこの馬とハープスターが2強だと思いますが、5歳勢が非常に強い世代なので、2キロの斤量をもらってもまだまだ勝てなかったという訳です。
惜しかったのは7着のデニムアンドルビー。内々を進んで直線勝負に賭けましたが、スローペースで馬群が邪魔になり、やっと追えると思ったらジリ脚のエピファネイアが邪魔で追えず、さらに外に出してからやっと追い出しました。そしてそこからの脚が強烈で、まともに前が開いていたら、勝ったスピルバーグと接戦になったでしょう。浜中騎手は外側への斜行で戒告を受けたようですが、そこまでしても使わせたい末脚があったということです。ジャパンカップに出走するようなら、去年と同じようにジェンティルドンナと一騎打ちになる可能性もあります。
来週のアルゼンチン共和国杯はあまり買いたい馬がいないので馬券は休みます。その次のエリザベス女王杯は、馬券的には相性のいいレースです。秋華賞組が人気になるのでしょうが、今日の天皇賞と同じく5歳勢が立ちはだかる形になります。春に調子を戻しているヴィルシーナあたりでしょうか。