ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

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ホワイトデー、本命チョコのお返しは何がいい?・ROIが調査 

2008-03-09 20:10:08 | Weblog
ホワイトデー、本命チョコのお返しは何がいい?・ROIが調査 2008年3月8日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080307AT3K0700W07032008.html
 店舗コンサルティングなどを手掛けるROI(東京・新宿)は7日、ホワイトデーの「お返し」に関する調査をまとめた。女性が男性に望む本命チョコのお返しでは、指輪やピアスなどの「アクセサリー」が27.4%で1位となった。特に18―24歳の若い女性は40%以上が「アクセサリー」を選んだ。
 一方、「アクセサリー」をあげると答えた男性は15.9%にとどまり、「お菓子」が24.4%と最も多かった。「あげない」と答えた男性も18.2%おり、男女間のホワイトデーに対する意識の差が浮き彫りになった。
 義理チョコでは、男女ともに「お菓子」が60%以上を占め、「あげない・欲しくない」と答えた人も20%以上いた。
 調査は2月23日―3月3日にかけてインターネットで実施、同社のモニター派遣サイト「ファンくる」の登録会員1256人から回答を得た。


 う~ん。このバレンタインデー&ホワイトデーも、本命相手に愛の告白をするという元々の趣旨が10代以外ではすっかり変わってきていますし、男性の側から見れば、『本命ならまだしも、なんで義理チョコ返しで一々頭を悩ませなければならないのか』というのが正直なホンネなんでしょうね…。
 お返しにアクセサリーを求める女性の比率と、アクセサリーを贈りたい男性の比率に格差があるのは、こちらはある意味当然でしょう。男性の側から見れば、相手のアクセサリーの好みなんてわからないか、あるいはわかっていても予算オーバーというケースも少なくないでしょうし、好みの合わないものを贈っても意味がないだけに悩ましいところ。
 義理ならば、お菓子や小物あたりがお返しの候補になると思いますが、小物の場合、相手に喜ばれるかどうかわからないだけに、どうしても無難にお菓子で返すというのが定番になるのだと思います。

免許停止:処分受けた県警OB職員が講習講師で勤務

2008-03-09 20:03:40 | Weblog
免許停止:処分受けた県警OB職員が講習講師で勤務 山口 2008年3月8日 毎日夕刊
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080308k0000e040074000c.html
 山口県交通安全協会が、運転免許停止の行政処分を受けた県警OBの協会男性職員(65)を免許更新時の講習の講師などとして1年以上、勤務させていたことが分かった。県との免許更新講習業務契約では行政処分を受けた講師は解任すると定められている。今月、外部からの指摘で違反に気付き、講師から外した。同協会は「手違いがあった。申し訳ない」と陳謝している。
 県警運転管理課によると、職員は県警を定年退職後の02年から講習指導員として山口市の交通総合センターに勤務。更新講習や免許停止処分者講習の講師を務めていた。県警は講習を協会へ委託している。
 職員は06年12月、同県防府市で速度超過(30~50キロ)で検挙され、翌07年1月、運転免許停止(30日)の行政処分と違反者講習を受けた。免停期間は1日に短縮された。協会は翌日、同課に報告したが、更新講習の委託元の運転免許課には報告しておらず、職員は違反者講習の翌日から講師に復帰した。
 県警運転管理課は「組織内の連携ミスなどがあった」と話した。交通安全協会の市原修俊常務理事は「職員指導を徹底させるなど再発防止に努めたい」としている。


 なんと、30キロを越える大幅な速度超過で検挙された県警OBの山口県交通安全協会職員が、免停処分を受けたあとも、免許更新時の講習の講師として1年以上、勤務していたという驚きの事実が発覚したようです…(怒!
 それにしても、いくら上の方から指示がないからといって、1日とはいえ免停になっておきながら、平然と更新講習や免許停止処分者講習の講師を務めるなんて一体、この輩は何を考えているんでしょうね???
 自らがルールを守れない人がいくら説教したところで、全くと言っても良いほど説得力がありませんし、本来ならば、(たとえ業務命令として指示されたとしても)自らが率先して講師役を辞任すべきだったのではないでしょうか。こんなことが平然と行われているようでは、誰も交通ルールを守らなくなると思いますけどね…。

「代理出産」営利目的には刑罰を…学術会議が最終報告書

2008-03-09 19:59:33 | Weblog
「代理出産」営利目的には刑罰を…学術会議が最終報告書 2008年3月8日
読売 http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080307-OYT1T00557.htm
日経 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080307AT1G0702W07032008.html
朝日 http://www.asahi.com/life/update/0307/TKY200803070291.html
毎日 http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080308k0000m040083000c.html
 代理出産の是非を検討してきた日本学術会議の「生殖補助医療の在り方検討委員会」(委員長=鴨下重彦・東京大名誉教授)は7日、代理出産を「生殖補助医療法(仮称)」で禁止し、営利目的で代理出産を行った場合は依頼者を含めて刑罰の対象とすべきとする最終報告書をまとめた。
 今後は、国会での法制化に向けた議論に焦点が移るが、過去にも法制化を前提とした厚生労働省の報告書がたなざらしになった経緯があり、進展するかどうかは不透明だ。
 受精卵を第三者に託して出産を依頼する「代理出産」の実施については、依頼を受けた代理母や生まれた子供の身体的・精神的負担が大きいと判断し、外国で代理出産を行っている現状に歯止めをかけるため、新たな法律で禁止すべきと決めた。
 特に、金銭の授受などが絡む営利目的で代理出産が行われた場合は、依頼者と仲介者、医師の3者を刑罰の対象とした。出産を請け負った代理母は、「妊娠・出産を負担した被害者」などの理由で対象から外した。
 一方、現時点では代理出産に関する医学的情報が不足しているため、公的機関の厳重な管理のもとで代理出産を試行することは、例外的に考慮されてよいと指摘した。
 産婦人科医や小児科医、法律家、心理カウンセラーなどで構成する機関が、<1>依頼する女性に子宮がない<2>代理母が他からの強制を受けていない――など、厳しい条件のもとで試行する場合に限る。試行で問題が出た場合には、その時点で全面禁止にする。
 また、海外などで実施された場合の親子関係については、代理母を法的な母とするが、依頼夫婦と養子縁組することは認める。
 この問題に関し舛添厚労相は同日、「立法府で早めに議論することが必要。各国会議員が、自分の哲学に基づいて、考えをまとめる時期にきている」と話し、法制化に向けた早期の国会での議論が必要との認識を示した。
 同検討委は、法相と厚労相の要請を受け、代理出産の是非を中心に昨年1月から計17回にわたり審議を行ってきた。

代理出産:学術会議報告書に根津医師「悪法に従わぬ」 2008年3月8日 毎日
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080308k0000m040127000c.html
 日本学術会議が代理出産禁止を求める報告書案をまとめたことを受け、8例の代理出産実施を公表している諏訪マタニティークリニック(長野県下諏訪町)の根津八紘院長は7日夜会見し、「代理出産を必要とする当事者の意見が反映されていない。子宮のない女性が助けを借りて子供を作ることが罰するほどの悪なのか」と反論した。さらに、「必要とする人たちのため、代理出産は続ける。悪法には従うつもりはない。法制化されるまでに、禁止の流れを食い止めたい」と述べた。
 また、報告書案が試行で代理出産実施の可能性を残したことについては「民意を納得させるジェスチャーだ」と批判した。




 確かに、代理出産についてはいろんな価値観や考え方もありますし、慎重になるのはわからなくもないのですが、さすがに『依頼者を含めて刑罰の対象とすべき』というのは、子供を欲しがっている親を法律という名の凶器で脅迫するようなものですし、『外国で代理出産を行っている現状に歯止めをかけるため、新たな法律で禁止すべき』に至っては人工授精でも子供を授かれない方から、自分の血の繋がった子供を授かる機会を奪うようなもの。ドクター根津が猛反発するのも当然ですし、向井亜紀さんを始めとする、代理出産で子供を授かった方々からの猛反発は避けられないでしょうね。(日本では、不妊治療においてはやたらと人工授精に拘る傾向がありますが、その費用負担や上手く行かなかった時の両親の落胆を考えると、代理出産の道を塞ぐことには私はどうしても賛成できません)

 勿論、全く規制をかけないやり方では、暴力団の資金源にもされかねないでしょうし、現にアメリカでもお金だけ騙しとったり、受付担当者さえ置かないようないい加減な代行業者もあるだけに、一定の規制を設けることには賛成ですが、私には、学術会議は、この問題に積極的に取り組んできたドクター根津を露骨に外そうとしているようにしか見えませんし、肝心の当事者の意思が全く反映されていないような学術会議の意見がまるで日本の総意を示しているように扱われることには、どうしても反発を感じずにはいられません。

新銀行東京、減資なら都の追加負担600億円・08年度中に

2008-03-09 19:52:34 | Weblog
新銀行東京、減資なら都の追加負担600億円・08年度中に 2008年3月9日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080309AT2C0800E08032008.html
 新銀行東京(東京・千代田)の経営再建問題で同行が累積損失解消で検討している減資を実施した場合、東京都が2008年度中に600億円程度の追加負担を迫られることが明らかになった。出資金に充てるため発行した都債の一括繰り上げ返済が必要になるためだ。都は同行に400億円を新たに出資する議案を都議会に提出。11日から本格議論が始まるが、新たな出資と合わせて1000億円の負担発生は審議に影響しそうだ。
 新銀行は都が1000億円を出資して05年に開業したが、大量の不良債権発生などで、今3月期末の累損は1016億円に達し、資本が棄損する見通し。このため都に400億円の追加出資を求めるとともに、減資で累損解消を検討している。


 この記事を読んでいるだけでは、そもそも減資する経緯がわからない(多分欠損金の補填のために資本金を取り崩す目的なのだとは思いますが、減資するだけでなく、同時に株式の有利発行を行う(減増資)ことで既存株主の持分の希薄化が発生することを防ぐために600億円の一括繰上げ返済が必要ということなんでしょうね…)のですが、要は追加出資が400億円どころか1000億円にもなりうるということですよね…。400億円でも紛叫しているというのに1000億円ともなれば、議会が猛反発するのは目に見えていますが、それでも都知事はいつもの石原節でごり押ししようとするのでしょうか?
 私が彼の立場ならば、経営破綻する可能性が高い金融機関に減増資した上で1000億円のキャッシュをつぎ込むくらいならば、投資ファンドに二束三文で売却するなり、清算の道を検討しますが、そこまでして生かす価値のある金融機関なのか、東京都民の1人1人にインタビューしたい衝動に駆られてしまいます。

「総裁代行」を検討へ 日銀、人事対立で空席警戒 

2008-03-09 19:48:31 | Weblog
「総裁代行」を検討へ 日銀、人事対立で空席警戒 2008年3月9日 産経
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/080308/fnc0803082110010-n1.htm
 日銀は週明けの10日から、次期総裁の決定が遅れた場合に備えた検討に入る。福井俊彦総裁の任期が終わる19日までに後任が決まらなければ、次期副総裁や理事が総裁代行として、当面の業務運営を指揮する。しかし、総裁が空席になることは、戦後は例がなく、微妙な局面にある景気への影響が懸念されている。
 自民党の谷垣禎一政調会長は8日、高知県香南市で講演し、民主党が日銀の武藤敏郎副総裁の総裁昇格案に不同意の方針を示していることについて「経済が不安な時に日銀総裁がいなくなるのは絶対に駄目だ。民主党は知恵を発揮してもらいたい」と述べ、総裁空席回避のため同意を求めた。
 世界経済が後退の危機に直面する中で、内外の金融関連のイベントはめじろ押しだ。
 4月8、9日には金融政策決定会合が開かれ、中旬にはワシントンで先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)がある。4月末には経済、物価情勢の中期見通しの公表も予定されている。総裁就任が予定の20日より遅れれば、準備にも影響が出かねない情勢だ。
 新日銀法では、総裁が不慮の事故などで不在になった場合には、副総裁が職務を代行することになっている。副総裁も空席になれば、6人いる理事のうち、1人が総裁の仕事を肩代わりする。
 次期総裁らの就任は20日付。それまでに民主党などの反対で、武藤氏が国会で不同意になり、副総裁候補の白川方明、伊藤隆敏両氏の同意は得られた場合は、いずれかが総裁代行になる。3人とも不同意になった場合は、最古参の稲葉延雄理事が、総裁の日常業務を代行するとみられるが、いずれの場合も経済運営にとってメリットはない。

日銀総裁人事:武藤氏断念が前提…党首会談で鳩山幹事長 2008年3月9日 毎日
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080309k0000m010089000c.html
 民主党の鳩山由紀夫幹事長は8日、武藤敏郎日銀副総裁を昇格させる日銀総裁人事で、福田康夫首相が小沢一郎・民主党代表との党首会談を呼びかけていることについて「新しい人事案を出すなど首相が折れれば党首会談の可能性はある」と述べ、武藤氏断念など大幅譲歩が前提との見方を示した。石川県中能登町で記者団の質問に答えた。鳩山氏は「道路特定財源の(譲歩を)絡めたような交渉なら無意味だ」としながらも「小沢氏は『首相から本当に党首会談をやりたいという申し出があれば、その時に考える』と言っている」とも述べた。
 また、鳩山氏は同日の講演で「国債を日銀がどんどん買い取ったため金利が上がらなかった。超低金利は財政と金融を絡めたため起きた。財務省トップの天下りに使われたくない」と述べ、財務省OBの武藤氏同意は困難との見解を改めて強調した。



 “戦後は例がなく”ということは、“戦前には日銀総裁が空席になったことが過去にはあったのか?”と考えると、それだけでも十分驚きに値するのですが、(就任直後に総裁が急病になり、副総裁が総裁代行に就任するというのならばまだしも)最初から総裁がいないことを前提に今後のことを真剣に検討しなければならないこと一つとっても、よくよく考えてみれば実にばかばかしい話ですし、日本の金融運営方針の稚拙さを海外から激しく糾弾されても文句は言えないでしょうね…。
 それはそうと、民主党は、「新しい人事案を出すなど首相が折れれば党首会談の可能性はある」と武藤氏断念など大幅譲歩が前提としながら、では民主党としては誰が日銀総裁としてふさわしいか(私の知る限り)具体的な候補者の名前は出していません。
 与党だって具体的な候補者名を出されなければ、議論の進めようがありませんし、任期満了まで10日余りしかないというのに、このような議論で貴重な時間を潰しても良いのか、もし本当に日銀総裁不在となり、日本発金融恐慌が起こっても具体的な対策を取ることができなかったら一体誰が責任をとるのかといった現実に起こりうる可能性を野党(とりわけ政権交代の可能性のある民主党)は意識すべきではないかと真剣に思います。

米大統領選:クリントン氏は「化け物」 オバマ派幹部辞任 他関連記事2本

2008-03-09 19:41:26 | Weblog
米大統領選:クリントン氏は「化け物」 オバマ派幹部辞任 2008年3月9日
毎日 http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080308k0000e030021000c.html
日経 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080308AT2M0801B08032008.html
 米大統領選民主党指名争いでオバマ上院議員の外交政策顧問が、敗北した4日のオハイオ州予備選に関連し、ライバルのヒラリー・クリントン上院議員を「化け物(モンスター)」と表現、クリントン陣営の猛反発を受け7日辞任した。
 両氏の中傷合戦が激化する中、メディアは「これまでで最も過激な個人攻撃」と指摘。オハイオ州などでの敗北を受け「逆襲」に乗り出したオバマ氏にとってイメージダウンは避けられそうにない。
 発言したのはサマンサ・パワー・ハーバード大教授。人権問題の専門家で大量虐殺に関する著書でピュリツァー賞を受賞。ワシントン・ポスト紙は「外交問題でオバマ氏に最も影響力がある外部有識者」と指摘している。
 7日付の英紙スコッツマン(電子版)などによると、パワー氏は訪問先の英国で同紙に「私たちはオハイオでへまをした」と述べ「彼女は怪物だ。なりふり構わずなんでもやる」と指摘した。
 クリントン陣営は「卑劣な政略」と批判。オバマ陣営も発言を非難し、パワー氏は声明で「取り返しのつかない発言をした。クリントン氏に深く謝罪する」と失言を認め、7日に顧問を辞任した。

民主ワイオミング州党員集会、オバマ氏が勝利・米メディア 2008年3月9日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080309AT3K0900409032008.html
 米大統領選は8日、民主党が西部ワイオミング州で開いた党員集会で、オバマ上院議員がヒラリー・クリントン上院議員をおさえ、勝利を確実にした。米メディアが一斉に伝えた。4日の「大票田決戦」でクリントン氏が復活した直後の選挙だけに、関心を集めていた。ただ党員集会で選ぶ代議員は12人で、両候補の獲得代議員数争いに大きな影響はない。

米大統領選、フロリダ・ミシガンで予備選やり直し浮上 2008年3月8日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080308AT2M0703A07032008.html
 米大統領選の民主党候補選びで、フロリダ、ミシガン両州の予備選をやり直すべきだとの意見が浮上してきた。党全国委員会の意向を無視して予備選を1月に実施し、代議員ゼロの制裁を受けた両州の動向が、激戦を続けるオバマ、ヒラリー・クリントン両候補の命運を左右する展開となったためだ。ただ、やり直す場合も実施方法などで両陣営との調整が難航するのは避けられない。
 フロリダ、ミシガン両州の代議員数は合計367人に上る。4日の「大票田決戦」でクリントン氏が復活し、8月の党大会までに両陣営がともに候補指名に必要な過半数の代議員を獲得するのが困難な見通しとなったことから、両州の「代議員ゼロ」問題を解決する必要が出てきた。



 う~ん。それでなくてもテキサスとオハイオの大票田を落として一致団結しなければならない大切な時期なのに、オバマ陣営から見れば、内部からとんだトラップが発動したものです。
 もっとも、当のクリントン陣営も「本当に『化け物』と言ったんですよ」と支持者にメールを送るなど、大人気ないという意味ではどっちもどっちという気もしなくもありませんが、オバマ氏の場合は、草の根陣営で選挙を勝ち抜いてきた実績があるだけに、今回の爆弾発言は、一歩間違えば陣営そのものが崩壊に追い込まれかねませんし、以降に行われる予備選でも不利になることは避けられないでしょうね…。
 それにしても、この大学教授。英スコッツマン紙とのインタビューで「オフレコだが」と断ったうえで、クリントン氏を「モンスター」と評した(日経記事)そうですが、一体何を考えているんでしょうか???
 マスコミ相手にオフレコもへったくれもないでしょうし、時期が時期だけに、いくら緘口令をひこうが、発言がリークされることくらい少し考えればわかりそうなもの。ガードが甘いとしか言いようがありませんし、万が一にもオバマ氏が予備選挙で敗退するようなことにでもなれば、確実にA級戦犯扱いされることでしょう。

 一方、先日行われた民主党が西部ワイオミング州で開いた党員集会では、(戦況にはあまり影響はないとはいえ)オバマ上院議員がヒラリー・クリントン上院議員をおさえ、勝利を確実にしたようです。
 また、両候補が接戦のため、代議員ゼロの制裁を受けたフロリダ、ミシガン両州で予備選をやり直すべきだとの意見も浮上しているようですね。
 ホント、この両者の争いはどうなってしまうんでしょう…。