日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

笹ケ峰キノコ狩?ハイキング?\0

2005-11-07 | 趣味・遊び
 黒姫の山荘から笹ケ峰までは約1時間。
長野県から新潟県に入って直ぐが杉ノ原のスキー場、
集落を抜け右左のスキー場のゲレンデを縫うようにして登る。
周囲は一面の紅葉。
何度「キレイ!」って叫んだことか・・
雄大に開けたところが笹ケ峰の牧場、
標高1500mを越えた地点。

更にカーブを進んでようやくキノコ狩りの出発点に到達。
「遊歩道」の標識はあるものの、クマザサに一筋の線の道。
各自熊よけの鈴を装着。
私に割り当てられたのは玄関ドアに掛けるチューリップ形、
音も涼やかで熊が寄ってきそうないい音。

クマザサを抜けると急騰の斜面。
先頭はニュージーランドまで出掛ける登山者。
スリムな身体でグングンずんずん突き進む。
細い道は落ち葉で滑り、捕まる立ち木もない。
私は2番手。
「少し休憩しない?」
「駄目!40分は歩かないとペースになじまない」
後ろの人達も離れながらも着いてくる。
「この上がお終い?」
2~3回聞いた辺りでようやく休憩の号令。

丁度尾根筋に陽が当たり昼食にはおあつらえの場所。
人一人歩けるくらいの道、左右は急な斜面。
どちらを見ても紅葉の海。
お握りが「旨い!」

この先は下り坂。
少し下ると薮の中から突然ガサガサ・・
熊でなくキノコ取りのおじさん、
背負い篭のキノコを見せてくれるものの
「今年は駄目!」の一言と探すコツや
今どきのキノコを教えてくれる。
後ろを歩いていると思うと薮の中に消え、
また後ろにいる、神出鬼没。
「この辺りは2頭の熊を見かけた、オシャベリを」と。

下りの先頭は私。
急登のあとは急降下、
他の人が滑ったり苦労をしているところで私は快調。
こんなことも有りやと軽い登山並の靴を履いて来た。
山道では靴の威力はさすが・・
滑りも尻餅もつかなかった。

ジメジメした辺りに倒木。
白いキノコが数個。
「キノコ見っけ!」
「駄目よこんなの痛んでいる」せっかく探したのに残念、
脇や辺りをうろついている隙に、
キノコ狩りの経験者が近くでゲット。
私はついに1個も見付けられずじまい。

歩いたり車に乗ったり久しぶりのリフレッシュ
うんと楽しめました。

帰り着くと登山愛好家が
「これはキノコ狩りではなく、ハイキングだったね」
「先頭でルートハンティングをしているのに
一緒に付いてくるあなたはバカ!」と。
でも腹は立たない
一緒に付いていけた私は「エライ!」
コメント
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