日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

根津「はん亭」

2005-11-15 | 仕事・建物
 今日の夜は串揚げのの店「はん亭」で食事をした。
(仕事半分)
上品な串揚げが順次運ばれてきて、
川海苔お茶漬けにデザートは柿のシャーベット
ビールを飲んで一人6000円一寸。

最後にお店の2代目さんに話を聞けた。
‘つるん’とした感じの若い主人、
口跡も滑らか「落語家さんみたい」と仲間
「そう、今は売れていないけれど、もうすぐ売れ出す感じ」

建物は既存不適格の木造3階建て
明治末期の建築、当初は下駄の「爪革」屋さん
下駄がすたれると爪革もオジャン
串揚げ屋さんの先代が一部を住いとして借り
その後請われて全部を借り受けて店舗にしたそうだ。

中に蔵があったのも借りてから判明
少し広げて現在の形状にしてから繁盛。
随分と以前に忘年会で来たことがあったが
今日の蔵の部屋は通りすがりに見ただけだった。
やはり蔵の部屋が一番雰囲気がある。
低い天井の真ん中を切り取り吹き抜けにした感じが
骨太でレトロ。

主人の「この建物は維持にお金がかかります。
当初の大工さんは仕事が出来なくなり、
今は水沢工務店の大工さんにお願いしてます」

愛着をもって大切に使っているのが嬉しい。
そして何よりも繁盛しているのがgood
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする