日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

都美術館最後の「日展」

2006-11-21 | 趣味・遊び
友人と上野の都美術館に行った。

「日展」は来年から上野から六本木に移る。
理由は「狭くて、制約が多い」ことらしい
たしかにどの部屋もギッシリという気がするが
作品の数が変わらないとすると、歩き回って疲れないか?
今でも目指す「日本画」だけで他を見る気がしなくなる量
作者は身を削る思いで描いているのだろうが
一つ一つ丹念に見るのは難しい。

今日は同行のタミさんはせっかちだった。
係員に日本画家「来住野和子」さんの作品の部屋を聞いた。
二人で探すのが楽しみだった今までなのに、気が短くなったのか?
途中を飛ばして一目散10室へ、真正面にあった。
「花舞う」
三人の女性が花散る中にそれぞれの思いで佇む。
「昨年と違い少しインパクトが・・」言いよどむ私
「これはこれでいい、作風の転換期だから」タミさん
油絵を描いていた人の言葉にうなずく。

最後を記念してティールームでお茶・・
暮れなずむ都美術館を座ったままパチリ

来年はどんな会場か楽しみの一方
これで上野に来る用事も少なくなった寂しさもある
駅からの公園の独特の雰囲気が好きだった。

今度は他の展覧会にも来るようにしよう。
コメント (2)
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