日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

照明器具・白熱灯はなくなる?

2008-05-10 | 仕事・建物
このところ新聞で白熱灯の製造中止?の記事が目に付く
赤みを帯びた暖かい光は気持ちをリラックスさせる効果があるが
なにぶん時代の省エネ化と反する。
白熱灯60Wは蛍光灯では12Wで事足りるが
白熱灯を短絡的に止めないでもらいたい。
白熱灯の長所は電球色の蛍光灯が出来たとは言え
 速攻で所定の明るさになる
 付けたり消したりの短時間使用に向く
 安い!・・などなど
長時間の使用に堪えられる蛍光灯と一長一短だ。



ちなみに私のところではアトリエは天井に80Wの蛍光灯
手元には60W白熱灯二つ
その他12カ所のうち蛍光灯は2ヶ所だけ・・
一番良く使う食卓のペンダントは今年になって電球色の蛍光灯に変えたが
その他のカ所は点灯点滅を頻繁に行うので変えたくない。

建てぬしさんと照明器具の打ち合せの際に注文をつけられることがいくつかある。
 1-簡単に電球を換えられるタイプ
   (たしかに高齢化が進むと電球の交換も一仕事になる)
 2-より明るくしたい(これも高齢化ゆえんか?)
・・というわけで、ペンダントの採用が増えているが
 3-地震で揺れない照明にしたい(ペンダントはダメ)
3は滅多にないが、1~3を同時に条件付けされるとお手上げだ。
西洋のように電気スタンドで明りを確保する習慣がないので
ここはスタンドで、の意見は採用されにくい。

問題なのは電球の取り換えやすいダウンライトがないこと
天井高の関係でダウンライトの深さが浅くなり
浅いダウンライトの電球は横向きに付いていて
脚立の上で試行錯誤は危険きわまりない
よって、カタログを何回もひっくり返して時間と気力の消耗にになる。
白熱灯論議の前のこの当りをどうにかしたいものだ。

おもえば数十年前には
「日本は紙と木と土で作られた原始的な(安物の)家」といわれ
「蛍光灯で部屋を明るくするのは日本だけ」といわれてきた。
それが、自然素材で作られた家と省エネにすぐれて照明になった。



時代の変遷とは係わりなく写真上は「ホウチャクソウ(宝鐸草)」
あきる野の薮化した実家の庭に咲いていた。
くわえて、家づくりの会の仲間だった人が送り続けてくれている「カーネーション」
嬉しいことこのうえなし・・

ウィキペディア・宝鐸草
コメント
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