5月は後3日、雨の多い月だった。
このところ、読書は月5冊のペースで読み進んでいる。
4月は今野敏が3冊つづいたが
5月は「償い」矢口敦子「クレージーヘブン」垣根涼介
「真夜中の神話」真保裕一、どれも満足したが
今日の話題は売れっ子作家・宮部みゆきの大作「孤宿の人」
珍しくも新書判・始めて聞く「新人物往来社」刊
Wikipediaには「日本唯一の歴史小説専門の文学賞である歴史文学賞を主宰。
ミステリー小説などの人気作家、宮部みゆきは新人物往来社が歴史文学賞で発掘した。」
とあり、深いつながりがあるようだ。
それはともかく、表紙のうさぎ(下引き)が進行人物(主人公?)だが
題名は他の重要人物を差し、帯には「少女ほう・・」云々
ハラハラ・ドキドキ・涙あり・時代背景描写ありの盛り沢山。
書店で手に取るのには大事な帯の一文だが、読み進むうちにそれが邪魔になる。
感動は予告があると薄くなる
感動は不意打ちが一番!
・・まっ、一番の主題は封建制度における階級社会と庶民のけなげさ
キッチリ調べて、地方藩の中央に対する恐怖心と情報公開されないものへの畏怖
江戸時代の庶民の生活振りが良く分かる・・
なんて書くと誰も買ったりしない本になるが・・
決められた枠組みの中で誠心誠意に正直に生きることの難しさ
ある時タガが外れると、とんでもない事態に発展する・・
そして、何事も無かったように収束する。
階級制度をまたぐことが出来ない庶民・士分の弱さとしたたかさ・・
・・ますます買わなくなりそう・・
「新境地を開く時代ミステリーの金字塔」これは言える!
・・しかし、宮部さん
人を殺しすぎではありませんか?
このところ、読書は月5冊のペースで読み進んでいる。
4月は今野敏が3冊つづいたが
5月は「償い」矢口敦子「クレージーヘブン」垣根涼介
「真夜中の神話」真保裕一、どれも満足したが
今日の話題は売れっ子作家・宮部みゆきの大作「孤宿の人」
珍しくも新書判・始めて聞く「新人物往来社」刊
Wikipediaには「日本唯一の歴史小説専門の文学賞である歴史文学賞を主宰。
ミステリー小説などの人気作家、宮部みゆきは新人物往来社が歴史文学賞で発掘した。」
とあり、深いつながりがあるようだ。
それはともかく、表紙のうさぎ(下引き)が進行人物(主人公?)だが
題名は他の重要人物を差し、帯には「少女ほう・・」云々
ハラハラ・ドキドキ・涙あり・時代背景描写ありの盛り沢山。
書店で手に取るのには大事な帯の一文だが、読み進むうちにそれが邪魔になる。
感動は予告があると薄くなる
感動は不意打ちが一番!
・・まっ、一番の主題は封建制度における階級社会と庶民のけなげさ
キッチリ調べて、地方藩の中央に対する恐怖心と情報公開されないものへの畏怖
江戸時代の庶民の生活振りが良く分かる・・
なんて書くと誰も買ったりしない本になるが・・
決められた枠組みの中で誠心誠意に正直に生きることの難しさ
ある時タガが外れると、とんでもない事態に発展する・・
そして、何事も無かったように収束する。
階級制度をまたぐことが出来ない庶民・士分の弱さとしたたかさ・・
・・ますます買わなくなりそう・・
「新境地を開く時代ミステリーの金字塔」これは言える!
・・しかし、宮部さん
人を殺しすぎではありませんか?