日本という国家は、民主党政権の言論統制化にあるのだろう。大半のマスコミは、福島市を中心とした地域で、セシウムの降下量が急増したことについて、まったく伝えていない。これに対して、ネットだけが警戒を呼びかけている。この両極端が、まさしく今の日本の現実なのである。ようやく今日になって、一部のラジオが取り上げ出したが、多くの国民は、今福島第一原発で何が起きているかに関して、情報を手にすることができないでいる。県紙である福島民報や福島民友新聞のニュースサイトを見ても、そのことには触れていない。それよりも、福島民報などは、郡山市が発表した、未就学児に対する昨年11月の積算線量のことが記事になっており、原発事故時からの総積算量でもないのに、平均が0・11ミリシーベルトだというので、市原子力災害アドバイザーの「健康に影響を与える数字ではない」というコメントを、大々的に取り上げている。見え透いた大本営発表ではないか。沈静化した昨年11月ですら、その数字であれば、年間1ミリシーベルトを超えるのは確実である。それだけで、年間1ミリと決まっている日本の法律に違反するのは明らかではないか。それ以外にも、内部被曝もプラスしなくてはならないはずで、御用新聞にもほどがある。ネットの情報も玉石混交ではあるが、マスコミよりはましである。
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