草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

民の心を我が心としない民主党政権は最悪最低だ!

2012年01月10日 | 思想家

 福島第一原発の事故は、昨年で収束したわけではなく、現在も進行中なのである。今もっとも危惧されているのが4号機が崩れ落ちることだ。そうなれば、東日本は壊滅してしまうのだという。避難すべき地域は、半径200キロ以上になるのだそうだ。東京からも避難するしかなくなる。しかし、そうした危機がまだ去っていないにもかかわらず、民主党政権は能天気なことばかり口にしている。悲惨な現状をどうして直視しないのだろう。仁徳天皇の御世には、天皇御自身が高殿に登られて遠望され、炊煙上がっていなかったことに気付かれて、「百姓すべに貧しくて家に炊ぐ者少きに因るなり。近畿の地すでにかくのごとし、いはんや畿外諸国をや」と御心を痛められたのだった。このため、それから3年間については、民の課役を免じられたのである。そして、3年が過ぎて、再び高台に御立ちになられて、煙が多く挙がっているのを御覧になられて、胸をなでおろされたのである。それでも、宮殿を修復することは御許しになられなかった。それから3年の歳月が経過してから、ようやく宮殿の修理を御命じになったのだ。それまでは、宮垣が崩れようとも、風雨が隙間に入るのも、まったく意に介されなかった。歴代の天皇陛下は、民の幸福をもって、御自分の幸福とされたのである。しかるに、民主党政権には、その心が皆無である。東北が東日本が大変な状況であっても、消費税増税に突っ走るのは、人間の血が通っていないからだろう。

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風評被害で片付けられなくなった福島県のセシウム米

2012年01月10日 | 災害

 今頃になってJAグループ福島は、県内の米で少しでもセシウムが検出された場合には、その農家に対して、今春の作付け中止を要請する検討を始めたという。去年の秋に農家からJA福島が買い上げた米が、売れずに困っており、そうであるのならば、あらかじめ線引きをしておこうというのだろう。国に補償を求める意向のようだが、それ以前に、持て余しているのが現状ではなかろうか。福島県内では、29市町村の米からセシウムが出ている。全国的なニュースになっているだけに、風評被害で片付けられなくなっているのだ。民主党政権は、4月からは、食べ物についての暫定基準値は、1キロあたり100ベクレルにすることにしている。米だけは500ベクレルの経過処置が取られることになっているが、最終的には、福島の米は流通から締め出されてしまうのではないか。それ以前に、対抗策を講じようとして必死なのだろう。しかし、これまでのJAグループ福島の対応は、あまりにもお粗末であった。民主党政権や県が、マスコミを使って流布させた「風評被害」という言葉に寄りかかり過ぎたからだ。宣伝で挽回できると思ったに違いないが、そんな小手先の問題ではなかったのであり、福島県の農業が壊滅することは、ほぼ間違いない。この期に及んで騒いでも、もはやどうしようもないのである。

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