草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

今こそ谷垣自民党は背水の陣で政権奪還に臨め!

2012年01月22日 | 政局

 ようやく自民党も民主党政権の打倒の狼煙を上げたが、国民のために背水の陣で臨むべきだろう。仮に民主党側からの揺さぶりに呼応する政治家が出てきたならば、情け容赦なく除名して、血路を切り開くしかない。まずは、ここで谷垣禎一総裁が指導力を発揮するかどうかなのである。一番の大義名分は、東日本大震災の復興よりも、消費税増税とTPP参加を最優先にしていることへの怒りだ。さらに、福島第一原発事故の対応でも、やるべきことをせずに、自己保身のために隠蔽工作を続けていることも、今、攻勢に転じる大きな理由である。自民党が民主党と違うのは、保守主義の方を掲げていることだ。日の丸と国旗を愛しているだけでも、保守民族派は自民党への支援を惜しまないのである。政権奪還へ向けて大きく歩を進めることは、日本という国家の主権回復に結びつくべきであり、戦後体制からの脱却を目指すべきだろう。改革というのは、あくまでも日本の良き伝統を守るための手段である。それを見失った改革は、破壊と混乱をもたらすだけなのである。エドモンド・バークが述べているように、「最初からあった植木の性質にそぐわないものを、そうした遺産たる幹や元株に接ぎ木しないよう、我々は注意を払って来ました」(『フランス革命の省察』・半澤孝麿訳)ということこそが、保守派の原点なわけだから。

 
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最悪半径170キロ以上避難だったのを隠蔽した民主党政権!

2012年01月22日 | 災害

 民主党政権は、日本国民を虫けらのようにしか考えていないのである。福島第一原発の事故に関して、作業員全員が避難を余儀なくされた場合には、強制避難地域は半径170キロ以上、希望者の移転を認める地域は半径250キロにも及ぶ可能性があった。内閣府の原子力委員会がそういった最悪のシナリオを想定していながら、当時の菅直人首相らは、公文書としてなかったことにしようとしていた。それは明らかに情報の隠蔽である。しかも、ようやく今の時期になって、民間の福島原発事故独立検証委員会の追及によって判明したもので、民主党政権はマスコミを通じて「安全で大丈夫だ」という嘘の情報を流しながら、その一方では、不都合なことは握りつぶそうとしていたのである。大騒ぎになるのを恐れた、とか言っては弁明しているが、そんなことで許されるわけがない。さらに、最悪のシナリオなるものは、現在も継続しているのではなかろうか。地震などで4号機が倒壊すれば、それと同じくなる可能性があるからだ。菅直人から野田佳彦に首相は代わっても、原発事故を小さく見せようという方針には変わりがない。国民に真実を伝える気はサラサラないのであり、年間20ミリシーベルトを超える地域にも、住民を戻そうとしているのである。あらゆる問題に優先するのが、国民の命を守ることではないか。それを怠っている民主党政権を、どうして支持することができよう。

 
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