草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

雪深き会津の浪人の心 5首

2012年01月19日 | 短歌

一途なる国思うこと鄙にては恋する者の秘めごとなりし

老いという静けさ前に一くさり国を憂いて声張り上げん

あくまでも浪人でよしこの我はその悲しみを友と分かたん

革命も維新も全て寂しさに基因せしこと君は知るらん

滅びるは美学にあらず悲しみの思いの丈は鮮血なりき

 

 
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東電の料金値上げを容認し国民に負担求める民主党政権

2012年01月19日 | 政局

 福島第一原発の事故が想像を絶するだけに、東京電力は一刻も早く国有化されるべきろう。このまま現状を放置しておくというのは、民主党政権の責任回避でしかなく、断じて認められない。原子力発電というのは、実際は一民間企業が運営しているのではない。経済産業省の原子力保安院の監督指導下にあるのであって、様々な国の規制があって、国策として行われているのだ。とくに今回は、大変な惨事となっており、東電に期待すること自体が、最初から無理なのである。それを承知していながら、自分の非が明らかになることを恐れて、右往左往しているのが民主党政権なのである。東電をスケープゴードにして、責任を擦り付けたいのである。しかし、あまり素っ気なくすれば、原発事故の真相が東電サイドから暴露される可能性があるので、少しは言うことを聞かざるを得ない。だからこそ、東電の電気料金の値上げを認めるのではないか。合理化案を前提にしてはいるが、値上げ幅は、家庭向け料金で5パーセントから15パーセントの間とみられており、影響はかなり大きいものがある。統治能力ない民主党政権のやることは、万事が万事そうなのである。つい最近まで、枝野幸男経産相などは、値上げに厳しい姿勢を示していたが、それだって、いつものパフォーマンスであったのだ。

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