草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

国が医療費無料を検討するのは被曝が深刻だからだろう!

2012年01月08日 | 災害

 福島県内の18歳未満の子供の医療費を無料にするというのを、野田佳彦首相が検討するのだという。やっぱり放射性物質による影響が深刻だからだろう。だったらば、避難させるべきではなかろうか。今からでも遅くはないはずだ。今の場所から離れればいいのである。福島県民も、ここでしつかりと現実を直視すべきだろう。医者が出てきたらば、もうおしまいなのである。ようやく最近になって、誰がスピーディを隠蔽していたかが明らかになりつつある。官房長官であった枝野幸男だともいわれており、当然のごとく、国会で証人喚問が行われるべきだろう。しかし、菅直人も枝野も、そして、野田首相も、医療費を無料にすれば、民主党政権の犯罪が全て許されると思っているのだろうか。どうしようもない連中である。そんなに病人をつくりたいのだろうか。福島県民をモルモットにしたいのだろうか。後、2、3年もすれば、被曝したことによる健康被害が出てくる。それを見越しての今回の決断なのだろう。さらに、これによって、福島県は、事実上、隔離されることになるだろう。医療費の面倒を国が見なくてはならない地域に、誰が足を踏み入れたいだろう。そこまでやるのであれば、子供たちを避難させるべきなのである。なぜそれができないのだろう。民主党政権も、福島県も、そして、関係する市町村も、全部がどうかしている。

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会津びいきであった石原莞爾の王道文明の思想!

2012年01月08日 | 思想家

 最近になって、石原莞爾が会津びいきであるのを知って、ついついにんまりしてしまった。石原は『戦争史大観』のなかで、若松歩兵65連隊の将校であったときの思い出話を書いていており、「日本の軍隊中に於いて最も緊張した活気に満ちた連隊であった」と回想している。明治の末から大正の初めにかけてのことで、東北の各連隊の嫌われ者を集めたというだけあって、個性的な連隊であったようだ。石原が陸軍大学を受験することになったのも、連隊の事情があったという。連隊創立以来、一人も合格者がいなかったこともあり、石原に白羽の矢が立ったのである。あまり勉強もしなかったのに、合格したというのは、石原が切れ者であったからだろう。そして、若松歩兵65連隊で石原は「兵に対する敬愛の念」を抱くことになった。一身を神国に捧げる兵たちの純朴さに、心打たれたのである。さらに、『戦争史大観』で石原は、軍人の手本として、会津人である柴五郎の名前を挙げている。1900年の北清事変に際し、日本軍は北京北城地域に駐屯した。西欧の軍隊は公然と略奪を働いたが、柴五郎大佐はそれを許さなかったばかりか、各米蔵を開いて米を廉売し、北京の人たちに喜ばれたのである。石原が覇道ではなく、王道を主張したのは、会津でのことや、会津人柴五郎の影響があったのではなかろうか。政治における王道というのは、今後も、世界の最終的な目標であるべきだと思う。

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自民党は政権の延命に手を貸すだけの与野党協議を拒否せよ!

2012年01月08日 | 政局

 日本の財界、マスコミが一体となって推進しているのは、消費税増税とTPP交渉参加の二点だ。民主党政権をバックアップしているのも、それが理由になっている。東日本大震災や原発事故で、東北や関東がどうなっているかよりも、国民から税金を取ることや、「平成の開国」を優先させているのである。そこで、今焦点になっているのは、野田佳彦首相が呼びかけた社会保障と税の一体改革の与野党協議に、自民党が応じるかどうかだが、マニフェスト違反の民主党政権の延命に手を貸すのは、戦術的にもまったく意味がない。消費税増税に反対しているわけではないので、応じるのが筋という意見も自民党内にはあるが、何よりも今優先すべきは、政権の奪回でではなかろうか。どうせ近いうちに政権は転がり込むのだろうから、民主党にも恩を売っておくべきだ、と応じてしまえば、結局は敵を利するだけなのである。明治維新だって、本心では誰も開国に反対ではなかった。しかし、政治的なヘゲモニーを確保するために、薩長は攘夷で突っ込んできたのである。これに対して、会津などは正論を主張したが、権力闘争において敗れたのである。政治的なダイナミズムは、もっと別な力が働くのであり、自民党はそれも見据えるべきだろう。ここで物分りの良い野党になってしまえば、政権は遠のくことになり、迷惑するのは国民なのだから。

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