窓放ち雪迫りくる湯船では独語が似合う静寂(しじま)なりしか
鉄道で著名な作家貶したる鄙びた湯船熱く身を刺す
傍らに加波山の徒で獄死せし三浦信六墓もありしか
熱塩は後藤宙外遊びたる戊辰の役の冷めやらぬ頃
数軒の湯の宿なりき山峡の共同風呂は混浴のまま
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窓放ち雪迫りくる湯船では独語が似合う静寂(しじま)なりしか
鉄道で著名な作家貶したる鄙びた湯船熱く身を刺す
傍らに加波山の徒で獄死せし三浦信六墓もありしか
熱塩は後藤宙外遊びたる戊辰の役の冷めやらぬ頃
数軒の湯の宿なりき山峡の共同風呂は混浴のまま
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ご多分に漏れず、私も以前には小沢一郎に期待したこともあったが、裏切られてばかりで、今では名前を聞くのも嫌である。許せないと思ったのは、政治資金規正法違反で起訴されている土地購入をめぐる疑惑ではない。そんなことで、とやかく批判するつもりはない。天下国家のことで、一つもまともなことをしてこなかった点だ。昨日の東京地裁で行われた被告人質問では、金のことよりも、小沢は「もっと集中してやらねばならない政治上のことがあった」と突っぱねたが、それをどこまでやったかだ。民主党には政権を運営する能力はない、と自分で言っておきながら、政権交代を実現させたのは、小沢の力であった。さらに、一日も早く、民主党政権を終わらせるべきなのに、それもできずに、自己保身に汲々としているさまは、政治家として失格である。金をめぐる疑惑などは、いつの時代もあるし、これからもなくならないだろう。大事なことは、何を政治家がするかだ。一時期の小沢は、平和惚けした戦後体制と決別し、普通の国家を目指したのではないか。そして、その延長線上には、憲法改正も視野に入っていたのではないか。しかし、実際の彼の行動は、それとは無縁であった。保守派であることをかなぐり捨てて、サヨクとの提携に走ったからだ。その結果、日本は惨憺たる状況になってしまったのである。小沢の罪は万死に値すると言っても、それは過言ではないだろう。
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