草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

特アに与する時事通信が駐日英国大使の発言に拍手喝采!

2014年02月05日 | マスコミ評

 日本のメディアはもう機能しなくなっているようだ。戦後の一時期、日本の良識を代表したこともあった時事通信も、サヨクに乗っ取られて共同通信よりも酷い。本来であれば日本を弁護すべきであるのに、特定アジアのためのキャンペーンに協力している。去る3日のティム・ヒッチンズ駐日英国大使の発言にしても、自分たちに言いように解釈して「靖国参拝を暗に促す」と記事にしたのだった。そして、わざわざ「過ちを挽回する最善の方法は、犯した過ちを認め、より良い未来を積極的に築くことだ」と述べたことも紹介している。世界の海を支配し、インドや支那を収奪した帝国主義は、どこの国家だったろう。それを自己批判せずして、日本を槍玉に挙げるのは、ブラックユーモアのレベルである。大東亜戦争のマレー沖海戦でプリンスオブ・ウエールズが沈められた屈辱を、今になっても英国は怨んでいるのだろう。それでいてティム・ヒッチンズ大使は、安倍首相の集団的自衛権を容認する動きを、高く評価している。欧米の考え方は明確だ。大東亜戦争の正当性を主張したいだけだ。民主主義対ファシズムの戦いと位置づけ、戦勝国としての立場を維持したいのである。日本にファシズムがあったかどうかは議論の分かれるところだ。丸山真男ですらドイツと日本を同列には論じていない。しかし、日本人はマスコミの影響下から抜け出しつつある。今回の東京都知事選挙は、それを再確認することになるだろう。開票をすれば、あっと驚く結果が出るはずだから。

 

 

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「赤い貴族」の独裁国家中共の脅威を甘く見てはならない!

2014年02月05日 | 思想家

 大国として地球上に唯一存在する独裁国家が中共であり、その影響下にある朝鮮半島と共に、東アジアの平和と安全を脅かしている。その事実認識の上から、全てが出発しなくてはならない。すでにソ連が1991年に崩壊しており、中共がどこまで体制を維持できるかなのである。表向きは共産主義のプロパガンダを掲げていても、実際にやっていることは、共産党による一党独裁であり、秘密警察を使っての恐怖政治である。そして、根本の思想としてあるのは、マルクス主義の悪しき伝統だ。勝田吉太郎が『アナーキスト―ロシア世界の先駆』で述べているように、マルクスのプロレタリア独裁については、バクーニンが予言した通りになっている。「本質的に上から下へと、知識人による、つまり人民自身よりも人民の真の利益をよりよく知ると自称する特権的少数者による大衆の支配以外のなにものでもない」。「赤い貴族」とも呼ばれる者たちが、「プロレタリア独裁」の名のもとに、やりたい放題のことをしている。そんな体制が長続きするわけがない。中共の時限爆弾となっているのは、ウイグルやチベットの民族問題だろう。ソ連の崩壊もそれが引き金になったからだ。しかし、日本のサヨクは、その現実を直視しようとせず、まともな国家であるかのような見方をしている。日本が国家として身構えるのは、領土拡張を目指す独裁国家中共への対抗処置なのである。軍事力を背景にして恫喝を強める中共には、軍事力で対抗する以外にない。国際社会は甘くはないのだから。

 

 

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