日本が国際社会に対して物を申すためにも、田母神俊雄さんが東京都知事になるのが一番良いことだ。日本だってやられてばかりはいないのである。それなりに国家意思を表明するには、腰の据わった政治家が求められる。とくに、田母神さんは自衛隊の元航空幕僚長であり、戦後の日本の限界というものを、痛切に感じたはずだ。軍事力としての自衛隊は存在したとしても、その活用には限界がある。現実には横田基地が米軍の第5空軍司令部が置かれ、横須賀を中心にしてアメリカ海軍の第七艦隊が展開している。第5空軍は210機の航空戦力を有する。第七艦隊は原子力航空母艦ジョージワシントンを始めとして、戦時には50隻以上、359機の航空戦力が見込まれている。それが日本に陣取っているのだ。日米安保条約を遵守する気持ちがアメリカ側にあれば、中共が尖閣諸島に手を出せないはずだ。優柔不断なオバマ政権が、中共に付け入る隙を与えたのである。今のような憲法では、自衛隊はアメリカ軍の補完に過ぎない。それでいて、尖閣諸島をめぐっては、自衛隊が前面に立たざるを得なくなっている。その難しい状況を誰よりも認識しているのが田母神さんだ。東京都知事選挙に勝てば、世界は日本を見直すだろう。これまで口にでできなかった国家意思を、堂々と述べる政治家が誕生するからだ。日本が真の意味で主権を回復するためには、自衛隊に栄誉の大権を与え、国軍にしなくてはならない。まずは田母神さんに当選してもらわなくては。
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