草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

マスコミのいい加減さを暴露し批判しているのがネットだ!

2014年02月07日 | マスコミ評

 今日本で起きていることは、政治学の教科書にも書いてないことである。ネットの力が試されているからだ。マスコミによる大衆操作を問題にする場合には、すぐに権力者との結びつきが問題になる。しかし、日本においては、マスコミのポジションは常に反政府である。とくに戦後においてそれが顕著であった。敗戦でそれまでの価値観が否定され、占領軍の意向にそった報道しかできなくなった。占領軍による検閲も行なわれたが、それが表沙汰になることはなかった。戦後の日本の言論空間を支配してきたのは、まさしくその流れであり、今日においても無視できない力を持っている。かえって日本を悪者にする自虐史観がまかり通っている始末だ。大塚桂は『政治学原論序説』で「マス・コミュニケーションは、大衆社会にあって孤立化したひとびとに一体感をあたえるために発明された」と書いているが、マスコミの暴走が劇場型の政治を招来することとなり、平成に入ってからの政治改革や構造改革で日本は大混乱した。そうしたマスコミを痛烈に批判しているのがネットだ。情報を受け取るだけではなく、逆に情報を発信したり、それを検証するツールを手にしたからだ。東京都知事選挙にしても、ネットで盛り上がっているから、田母神としお候補が台風の目になっているのだ。マスコミしかなかったならば、大半の東京都民は名前すらも知らなかったはずだ。ネットの位置づけについては、政治学でもそれほど論じられていない。まずは今回の選挙で結果を出せるかどうかなのである。

 

 

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アキノ大統領がオバマ政権の対中共弱腰外交を批判!

2014年02月07日 | 国際問題

 フィリピンのアキノ大統領は、4日のニューヨークタイムス(電子版)のインタビューに答えて、南シナ海で領土の拡張を狙う中共をナチスドイツになぞらえた。間接的ながらオバマ政権の弱腰を批判したことにほかならない。尖閣諸島をめぐっても、日本と中共との話し合いで解決できるわけはなく、アメリカ軍のプレゼンスが物を言うのである。そして、アキノ大統領は歴史的な教訓として、ナチス・ドイツによるチェコスロバキアのズデーテン地方の併合を認めた宥和政策で、戦争を防げなかったことを指摘。国際社会が一致して中共に対処すべきことを訴えたのである。オバマ政権が日本にも非があるかのようにコメントし、その理由として安倍首相の靖国神社の問題を取り上げるのは、中共を利するだけなのである。フィリピンやベトナムへの中共の軍事的圧力も目に余るものがある。日本にとどまらず、それらの国もかつてない危機に直面しているのだ。国際社会が足並みをそろえれば、中共とて簡単に手は出せないのである。しかし、その足を引っ張っているのが今のオバマ政権なのである。日本などの同盟国との関係よりも、中共との関係を優先させてはいないだろうか。目先の国益に振り回されて、大事な友人を失ってしまう。それがアメリカにとって賢明な選択なのだろうか。もはや中共とは話し合いのレベルではなく、全てはアメリカの決断にかかっているのである。こちらが強く出なければ、相手は付け上がってくるのだ。オバマ大統領は、アキノ大統領の言葉を重く受け取るべきだ。

 

 

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