草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

日本の保守派の民族主義に火を付けたのはアメリカだ!

2014年02月09日 | 国際問題

 日本人が急に民族主義に目覚めたことに、アメリカは驚いているに違いない。それが自民党を支持してきた保守派だということに、度肝を抜かれたのではないだろうか。日本の保守派は日米友好が第一であり、楯突くことはありえない。勝手にそう思い込んでいたはずだ。日本の保守派は我慢を重ねてきたのである。大陸の独裁国家に対抗するためには、日米同盟は欠かせないからだ。しかし、それにも限度がある。アメリカが自国の利益を優先させて中共に接近すれば、状況は変わってくるからだ。オバマ政権はとんでもない過ちを犯した。安倍首相の靖国神社の参拝に「失望した」とコメントしたことで、保守派までもが反米を口にするようになった。そして、東京裁判の違法性が蒸し返されたのだった。それは全てアメリカに原因がある。オバマ政権は日本人の気持ちを汲み取るべきだ。在日米軍基地が維持できるのは、保守派の日本人のおかげだ。中共や韓国の特定アジアの走狗と化したサヨクに対して、たじろぐことなくアメリカ軍を擁護してきたのだ。アメリカが余計なことに口出しすべきではない。東アジアで日米が同盟関係を強化しなければ、必ずや中共帝国主義は周辺諸国を侵略する。今のままではアメリカはそれを容認することになるのだ。アメリカが日本の信頼を裏切れば、日本は独自の道を歩むしかなくなる。それで本当にアメリカはよいのだろうか。独裁国家には日本も国家として身構えるしかないのである。

 

 

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敗戦によって奪われた自らの物語を語り始めた日本人!

2014年02月09日 | 思想家

 ようやく日本人は目覚めつつあるのではないか。昭和20年8月15日を境にして、日本は日本でなくなっていた。敗戦によって日本は一方的に悪者にされ、国のために身を捧げた者たちは、軍国主義の犠牲者とされたのだった。これに対して異議を唱えたのが江藤淳であった。「いかなる民族も、滅亡し解体してしまった場合をのぞいて、他の民族の物語を自らの物語に替えようとはしなかった」(『落葉の掃き寄せー敗戦・占領・検閲と文学』)。昭和56年の段階で江藤は、戦後レジームからの脱却を主張していたのだ。そして、坂本多加雄も平成8年に世に問うた『知識人大正・昭和精神史断章』で江藤のその文章に触れながら、「日本は、いつ自らの物語を語り始めるのか」と書いたのだった。最近になって「日本を取り戻す」というのが政治的スローガンになってきた。いくら何でもアメリカから押しつけられた物語に、日本人が満足することはできないからだ。巧妙に仕組まれた言論統制で、過去との断絶を強いられた日本人は、ここにきて歴史を見直そうとしているのだ。奪い去られてしまった自分たちの物語を、日本人自身が語り始めるべき時代が到来したのである。いうまでもなくそれを口にするには勇気がいる。諸外国からの反発を招くのも確かである。すでに中共や韓国ばかりでなく、アメリカまでも遺憾の意を表明している。しかし、それでも日本人は自らの物語にこだわるべきだろう。破壊された日本を真の意味で再建するためには、それを避けては通れないのである。

 

 

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