草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

保守系が敗れても沖縄を見捨てるなかれ!

2014年11月17日 | 選挙

沖縄県知事選挙での敗北は多くの教訓を与えてくれた。一つは情報戦での立ち後れである。琉球新報や沖縄タイムスの偏向報道は異常であり、それに対抗する新聞がなかった。ネットが普及したとしても、高齢者などはそれでしか情報を得られないのである。もう一つは保守系の分裂だ。考え方の違いよりは利権にからむ場合が多い。損得勘定で動かれれば、サヨクを利する結果になるからだ。それと同時に、中共の脅威を全面に出せなかった選挙戦における失敗だ。石垣島で負けなかったのは、国境の島としての危機感があったからだろう。今回の選挙結果と日本国民の世論は異なる。沖縄県民への失望の声も出ている。しかし、ここで沖縄を見捨ててはならない。大東亜戦争の末期に投入された神風特攻は、陸海軍合わせて千数百機にのぼった。散花した若者は祖国である沖縄を護るために死を選んだのだ。中共の勢力圏の呑み込まれれば、自由は奪われ人権も抑圧される。沖縄がそうなれば、いつか日本全体にも及ぶのである。劣勢が伝えられたなかで、必死に戦った沖縄の保守の人たちのことを思うと、これまで以上に大事にすべきだろう。情報の非対称性ということがよく話題にされる。限られた情報にしか接しない人たちは、ついつい騙されてしまうのだ。沖縄においてはまず、その現実を打ち破らなければならない。それをやってこなかったことが問題なのだから。

 

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