一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

164   僧坊に一字大書の春があり

2011年02月22日 | 

私は、禅を多少やったことがある。とは言っても例えれば、それは鼠が地球を齧ったようなもので、お話にならない。

 

さて、禅宗の寺には、必ず掛軸が掛かっている。その時は、確か「春水満四澤」だったと思う。

 

 家に戻り、この軸で何か一句を得ようとして考えているうちに、五字では長すぎるので、「四澤」だけでどうだろうか?しかし、それでもまとまらず「春」一字に辿り着いたというわけ。僧坊も最初は「禅堂」だったが、間口を広げてみた。

 

 つまり、事実と違うのだが、そんな掛軸があってもいいんじゃあないか、いやきっと日本のどこかにあるはずだ、という想像を勝手に信じ始めていた。

 

 

 

コメント
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