一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

165   春寒や乞食姿の出来上がる   

2011年02月23日 | 

 うーむ、この句の意味が瞬時に分ったら、あなたの読解力は、大したものである。

 

私なんぞ、最初、乞食婆(こじきばばあ)と読んでしまい、「婆さんが酔っぱらった」のか、と勘違いした。しかし、間違えたお陰で気付いたのであるが、俳句としては、姿より婆のほうが面白い。

 

 後で、この句の作者が初代中村吉右衛門と分かって、なーるほど。芝居とか歌舞伎のことですか?とようやく納得。

 

 さて、私は歌舞伎にはとんと疎いので、吉右衛門さん自身が「乞食」を演じたのか、他の役者が演じたのか、が分からない。

 

誰か、この演目や内容をご存じでしたら、お教え下さい。是非一度観てみたくなりました。

 

コメント (1)
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