川ちゃん農園だより 樹齢700年といわれる黄大銀杏と坂東十番札所岩殿観音本堂

農家の遊休土地をお借りしてはじめたものです。カメラも趣味ですので四季の移り変わりを記録して行きたいと思います。
  

川ちゃん農園だより<エッセイ風>高校時代の友 

2013-05-14 08:44:49 | エッセイ風
70翁となると交際範囲も狭まる、それでもわたしは幸せ者です。我が強く、わがままだと人は言う、そんな人間をここまで付き合っていただけるなんて幸せ者としか言いようがない。中学、高校、大学、それに会社OB、老人大学の仲間たち・・・。
 高校時代は自転車通学であった。利根川沿いの県道を西から東に向けて通ったものだ、ことに3学期になると、利根川を渡って吹く、赤城おろしの北西の風が強く、行きはヨイヨイ、帰りが怖い、行きは風に乗って楽な道のりである、が帰りは向かい風である、こげどもコゲドモ前に進まない、直線距離にして約4キロである、<インターネット道路地図により推計>
 そんな通学風景であるが、3年間の思い出は、毎年行う全校生徒による6キロ走である、最後の年、完走出来たことである、休まず走り続けたと謂うことである、当たり前であるが、<前回までは歩くことがしばしばあった、> わたしの喜びであり、思い出でもある。
 次の思い出は2年のとき、仲間、K小林さん、N根岸さん、O小櫃さん、K川島さん、S諏訪さんそれに私、6人だったか・・で、富士登山をしたこと、富士吉田浅間神社へ、無事の登頂を祈願して、そこからの登りはじめる、頂上で「麩の味噌汁」をいただいた、その麩の味が今でも忘れられない。下山して山中湖のバンガローに泊る、たばこの悪戯をしたことを思い出す。
 次は3年だったか、秩父へ遊びに行ったことである、このときはこの席にいるS正能さんとS諏訪さんと3人だったかと思う、秩父影森の女子高校生と知り合いになった、一番の器量よしの女の子は、わたしも気になったが、友のSさんの方に彼女が好いたようだ、その後の話は聞いてはいない。
 苦い思い出は最初のころ、いじめに遇ったことである、ボスの不良がおり、その子分に意図もなく喧嘩をふっかけられ、殴りかかられたことがあった、避けて殴られはしなかったが、わたしの中学の他学科の強者(つわもの)に相談して、仲直りをした。そんなかんなで卒業後は高校には一度も足を運んだことがない、同窓会の誘いにも行ったことがない、きょう会う友のSさんは、社会に出てから今日の、友人であり、長い付き合いになる。
 川越駅改札口午後1時に待ち合わせ、5年ぶりの再会である。東日本大震災のころ病気をなされたとのこと、もうすっかり回復され、万歩計で健康を保持、いまでは酒も窘められるようになり、きょうの二人の会合になったもの。元気を喜び合い駅頭で握手をかわす。彼氏が昔勤めていた銀行のある場所でもある、
 久々の逢瀬でもあり、早速に昼でもやっている居酒屋による、先ずはビールで乾杯、高校時代の思い出話に華が咲く。奥さんとの馴れ初めや、病気のことなど、いろいろと話題が絶えない、二人の会食の模様を店員さんに記念に撮ってもらう。デパートのレストラン街で蕎麦屋さんで腹ごしらえをして、次回の再会を約して3時間の会合を締めくくった。<いわどの山荘主人>

<川越駅前風景 12:32>


<同上 12:33>


<スケッチ風記念写真 15:01>


<シネマスコープ風 15:01>


<ネオン風記念写真 14:05>