
高校時代は自転車通学であった。利根川沿いの県道を西から東に向けて通ったものだ、ことに3学期になると、利根川を渡って吹く、赤城おろしの北西の風が強く、行きはヨイヨイ、帰りが怖い、行きは風に乗って楽な道のりである、が帰りは向かい風である、こげどもコゲドモ前に進まない、直線距離にして約4キロである、<インターネット道路地図により推計>
そんな通学風景であるが、3年間の思い出は、毎年行う全校生徒による6キロ走である、最後の年、完走出来たことである、休まず走り続けたと謂うことである、当たり前であるが、<前回までは歩くことがしばしばあった、> わたしの喜びであり、思い出でもある。
次の思い出は2年のとき、仲間、K小林さん、N根岸さん、O小櫃さん、K川島さん、S諏訪さんそれに私、6人だったか・・で、富士登山をしたこと、富士吉田浅間神社へ、無事の登頂を祈願して、そこからの登りはじめる、頂上で「麩の味噌汁」をいただいた、その麩の味が今でも忘れられない。下山して山中湖のバンガローに泊る、たばこの悪戯をしたことを思い出す。
次は3年だったか、秩父へ遊びに行ったことである、このときはこの席にいるS正能さんとS諏訪さんと3人だったかと思う、秩父影森の女子高校生と知り合いになった、一番の器量よしの女の子は、わたしも気になったが、友のSさんの方に彼女が好いたようだ、その後の話は聞いてはいない。
苦い思い出は最初のころ、いじめに遇ったことである、ボスの不良がおり、その子分に意図もなく喧嘩をふっかけられ、殴りかかられたことがあった、避けて殴られはしなかったが、わたしの中学の他学科の強者(つわもの)に相談して、仲直りをした。そんなかんなで卒業後は高校には一度も足を運んだことがない、同窓会の誘いにも行ったことがない、きょう会う友のSさんは、社会に出てから今日の、友人であり、長い付き合いになる。
川越駅改札口午後1時に待ち合わせ、5年ぶりの再会である。東日本大震災のころ病気をなされたとのこと、もうすっかり回復され、万歩計で健康を保持、いまでは酒も窘められるようになり、きょうの二人の会合になったもの。元気を喜び合い駅頭で握手をかわす。彼氏が昔勤めていた銀行のある場所でもある、
久々の逢瀬でもあり、早速に昼でもやっている居酒屋による、先ずはビールで乾杯、高校時代の思い出話に華が咲く。奥さんとの馴れ初めや、病気のことなど、いろいろと話題が絶えない、二人の会食の模様を店員さんに記念に撮ってもらう。デパートのレストラン街で蕎麦屋さんで腹ごしらえをして、次回の再会を約して3時間の会合を締めくくった。<いわどの山荘主人>




<川越駅前風景 12:32>

<同上 12:33>

<スケッチ風記念写真 15:01>

<シネマスコープ風 15:01>

<ネオン風記念写真 14:05>
