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これから起こる出来事の全てが Last Chance だと思って生活している後期高齢者のブログ

身分相応

2019-11-09 01:32:00 | Ham Radio
■ 昭和中期の頃、民衆の生活レベルは一億総中級と感じていましたが、令和になり消費税も上がり、このところ、急激に貧富の格差が大きくなり社会問題になって来ました。 生活保護者は 120 万人を超え、これからも急速に増えていきます ( 特に独居高齢者 )。

 どの世界にも、夢を叶えたスーパースターが存在します。 しかし 「 身分相応 」 と言う言葉があり、一般人の夢は夢で終わる事が多い様です。 現実 ( 能力 ) を知り、その中で戦っている分にはストレスを感じないでしょうが、スーパースターの真似をして背伸びをする程、自分にストレスを課し、自分を追い込む事になります。 これじゃあ、大好きだった趣味としてのアマチュア無線も楽しくなくなります。

 ここ数十年、私は DX Club 系のミーティング なるものに参加していませんが、お酒が入ると、誰それのリニアが凄い、アンテナが凄い、パイルであいつに負けた勝ったのお話 ( 自慢・詰る ) ばかりで、付いて行ける話題がありません。 勿論、ためになる技術的なお話もありますが、それもまた高度 ( 高価 ) なテクニックで付いて行けません。 そんな訳で自然と疎遠になっています。 スーパー OM のお話しは、自分にとって別世界のお話なのです。  

■ 私は DXCC と言うコアな世界しか知りません。 開局以来、ニューカントリーと交信して、QSL の枚数が増えて行くのが唯一の楽しみでした。 開局当時は高校生も多く、設備的にも、手作りモノバンダー ( 7 / 21MHz ) に 100W が多かったですね。 コンディションもよかったし ・・・ 夜中じゅう EU が聞こえていましたから、寝る暇を惜しんで DX に明け暮れていました 。

 数十年経った現在、残りが4つまで来ました。 上出来です。 残りは超のつくレア・カントリーばかりです。 極地ですから、今後のペディションも何年待てば QSO 出来るだろうか予想も出来ません。 過去には 「 ATNO を優先する 」 なんてオペレーターがいくら叫んでも効果はなく、” 何処吹く風 ” の OM が多かった様です。

 結局は、毎回、上位何%しか QSO 出来ない訳です。 従って平均以下の無線局としては、 この際、#1 DXCC の夢をここらで潔く捨て 「 自分なりに良くやった 」 という事で現時点を終着駅とし、幕引きにしてはどうかな~と思っております。 「 仕事も無線ぐらい熱中してくれるともう少し営業成績上がるのにね~ 」 と言われるぐらい無線にハマっていたのに、残念ながら夢を達成する事が叶いませんでした。 こんな中途半端な人生、これってどうなの? (笑)。


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