私はオープン戦は練習試合と思っています。 順位を重視して喜ぶファンも多くいる事は知っています。 出来ればオープン戦の成績そのままの勢いでペナントレースも戦ってくれと、ファンの期待は大きいでしょう。 ペナントレースは始まったばかりですので、成績は ( 順位は ) まだまだ流動的ではあり時期尚早ではありますが、オープン戦の成績と現在のペナントレースの成績を比較してみたら面白い結果が出ました。 左側の数字がオープン戦の成績です。 右側がペナントレース 11 試合が終わった時点の順位 ( セ・パ を通してみたいので勝率により順位をつけています ) です。
オープン戦の成績 現在(4/15)の勝率 現在の順位
1 オリックス .500 7
2 日本ハム .308 11
3 巨人 .357 9
4 西武 .538 6
5 中日 .333 12
6 ヤクルト .583 4
7 ロッテ .583 4
8 阪神 .636 2
9 楽天 .364 8
10 ソフトバンク .727 1
11 DeNA .545 3
12 広島 .357 9
オープン戦の成績の上位 5 位がすべ て順位 ( 勝率順 ) を落としており、ペナントレースでは思うような戦いが出来ていない様にみえます。 それに比べて下位 6 球団はオープン戦より順位を上げています。 ことしはきれいに結果に出ています。 恐らくオープン戦に対する監督の考え方の違いではないでしょうか?。 オープン戦はあくまで練習試合、新作戦を検証したり、新人が一軍スタメンを手に入れるチャンスの場であり、ベテランは軽く調整に入る時期です。 選手層の薄い球団にとってみればペナントレースに向かっていく助走だと考えているのでしょうか ?。 前者はオープン戦は実験なのだから全力で戦う必要はなくオープン戦の成績は気にしません ( ペナントレースになってから戦力全開になるのです ) 。 後者はすでに長距離レースの序盤スタートダッシュで勢いをつけて、先行逃げ切りでも狙っていたのでしょうか ?。 なんて ・・・ 生意気な事を、いち素人プロ野球ファンが考察してみました。
先日、興味があったので 「 公認 野球規則 2023 版 」 を購入しました。 1936 年に出来た 「 最新野球規則 」 を起点としていてアメリカのルールブックに追従する形で編纂が繰り返されました。 完全に形態が法律文なので読み解くのが難しく、普通に理解しているルールがこんな文章になるか!と驚きを隠せません ( 奥が深い )。 読み進むと ・・・ こんな規定も ・・・ スイッチピッチャー の規定もありますよ。 過去にアメリカではスイッチピッチャーが登録されていたそうですが、公式戦での登板はなかったそうです ( もちろん日本でもありません )。 従ってこの規定をプロ野球では過去に使った事はないと思われます。 しかしながら、高校野球等のアマチュア選手では、現在も時折新聞等で話題になることがある。 使用するグラブは左右両方の手にはめられるような特殊な構造 ( 親指を入れる部分が両側にある 6 本指の形状 ) のものになる。 また、4 個目のアウトなども説明してあり、文章に慣れて来ると少し面白さが分かって来ます。 もちろん、二刀流に関する規定は追記され完全カバーしています。