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これから起こる出来事の全てが Last Chance だと思って生活している後期高齢者のブログ

■ 素人音楽評論家

2025-01-08 00:15:23 | ノンジャンル



 ちょっと古い話題で、しかも、アマチュア無線の話でもなくて申し訳ありません。


 音楽、絵画、文学、映画 等のクリエイターと呼ばれる人達は、 凡人 には理解が出来ない悩みがあると思います。
 アイデアが湧いて来ないとか、そんな単純な事ではありません。


 小室哲哉さんのインタビューを聞いた時、なるほどと思ったのです。
 順風満帆にヒット曲を飛ばして勢いが止まらなかった時期があります。
 その時期に非常に苦しんだ事があると言います。
 あの小室哲哉がですよ!。


 彼のヒット曲はどうして生まれるのか?。
 レコード会社が彼に要求したのは 「 過去にヒットしたあなたが作曲した、あの曲のイメージでお願いしたい 」 だったのです。
 要求に答えて作曲をし、大成功を収めたのはご存じの通りです。


 しかし、とっくに彼自身は 「 自分の曲に飽きていたのですが、自由に作曲する事が許されない状況だった 」 と漏らしています。
 さらに 「 自分の曲を自分でパクるなんてうんざりだ 」 と言ったのです。


 ブームと言うのがある限り、レコード会社は、それを維持するために彼に冒険を許さなかった訳です。
 クリエイターとしての自由がありませんでした。


 中々面白くて深い話です。

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