先日あるものを探しに秋葉原に午後から出かけました。
場所はもう高校生の頃から半世紀も通いなれているJRのガード下のパーツ屋さん、間口一間・奥行一間のいわゆる「機械工具類」の古物商の店でした。
昔の資料を参考に目指して行きましたが、ありません・・・
古そうな店舗の方に伺ったら、「以前あそこにあったかな~?」と違う名前の店舗を指さしてくれました。
その店舗に伺うと、しばらく前に代替わりして名称も変えたのだとか・・・
でも、その店舗のご主人は、やはりその道の方らしく、「お客さんと同じように、探しにくる方がたまにいますよ。」と話していました。
探しているものは、以前の店主の方がまとめた資料集の様なものでしたが、今となっては探しようがありません・・・
代替わりした店舗の方と30分ほどでしょうか、真空管の話とか受信機の設計の話とかをして同じ年代の同じ興味を持った話をして終わりました。
「まだ、秋葉原にはこんな話ができる所があるんですね。」と話したら、「お客さんみたいな人は久しぶりだな~!」と話していました。
久しぶりに心和む日でした・・・