昨日の午前中は菩提寺での中日法要ということで、配偶者と参列をしていました。
市街地の中心部にあるお寺なので、外国から来る観光客が物珍しいのか参拝をしているのを度々見かけます。
菩提寺は私の母親が、シアトルから帰国した当時(母方の祖父母は大正期の日系移民で、シアトルでドラッグストアを開業していました)に祖母が亡くなり天涯孤独になった時に遠戚が墓所を求めたのが始まりでした。
昭和初期の話なので1世紀近くの時間が過ぎました。
私が覚えているのは、30cm四方の自然石が置いてあるだけでした。
春の彼岸、夏のお盆、秋の彼岸、年末の法要と毎回法要があるときは参列しています。
和尚さんのお話ですと、檀家の半数は他の自治体に居住していて、最近は遠隔地からの参列は難しいようです。
最近は、墓地が更地になっているのが目立つ様になりました。
当地は江戸時代に親藩大名が居城していたためか、墓石の和暦を見るとかなり古い墓碑が垣間見えます。
私の家の場合は所謂新参者なのかもしれません。
まあ、今の御時世では2世代も経てば、同じ地域に居住するのは希有な事なのかも知れません。
最近はこの時期になると、あちこちの宗派も関係ない公園墓地や樹木葬の広告が見受けられます。
そんなこんなで、古刹でも墓終いの現象が表面化してくるのでしょうか。
今日はこれから、都内でのアマチュア無線の講習会の担当講師があるので、始発のバスで出勤になります。
今日も早朝から爺さんの戯言でした・・・