「人生で初めてのこと・・・」なんて書くといろいろなことを想像してしまうのですが・・・
今日は、月に一回のアマチュア無線の講師担当の日でした。
早朝から、90分4コマの講師を担当しました。
毎回、60名近い受講生との出会いが楽しみです。
日本全国から、毎回集まって来ます。
担当講師としても、全員に終了試験に合格していただきたいのが本音です。
本日も、無事に終了して、帰路につきました。
山手線に乗り、しばらくした時でした。
そんなに乗る距離ではないので、立っていましたら、前の座席に座っていた金髪の欧米系の若い女性から座席を譲られました。
咄嗟の事でしたので、思わず習いたてのドイツ語でお礼をしたら、イギリスなまりの英語で答えが帰ってきました・・・
彼女にとっては、たぶん私が「日本の疲れたお爺ちゃん」に見えたのでしょうか・・・
なんだか、日本の若い女性には失われた、「美徳・・・」そんな言葉が脳裏をよぎりました。
「金髪の異国の若い女性に、日本の初老の爺さんが山手線の混んだ車内で座席を譲られた。」
そんな、一場面であったのでしょうか・・・
文章で書いてしまえばそれまでの経緯ですが、なんだか人生で初めての事だけに、胸騒ぎがしてしまった今日の出来事でした。