もう早くも一年の半分が過ぎます。
爺さんになると、寒いと外出はいやだし、暑いと余計に外出は避けたいしと、あれだけ若い時にはアウトドアが好きでしたが、齢と腰痛には勝てません・・・
暑くなると思い出すのが昭和の30年代でしたが、父親が仕事で乗っていたダットサントラックの荷台です。
我が家には当時未だ冷蔵庫もテレビも黒電話もありませんでした。
父親はそんな時代でしたが、近所の小学生を集めて、ダットサントラックの荷台に子供達を乗せて、飯能市にある飯能河原に連れてってくれました。
無論当時は国道以外は未だ鋪装もされていませんでした、1964年の東京オリンピック前でしたから埼玉県の田舎には、まだまだインフラには投資が出来なかったのでしょうか・・・
当時のダットサントラックには荷台部分に折りたたみ式のベンチがあり、小学生ならば10人ほどは乗れました。
今では、車両運送法違反になりますね!!!
県道を通る度に、もうもうと土埃が飛んできて、今では考えられない有様でした。
到着した飯能河原では上流の奥武蔵の源流から流れ出る冷たい自然のプールがなによりの楽しみでした・・・
近年はオーバーツーリズムとやらで、河川敷に入るのも有料化されてしまったとマスゴミに書かれていましたが、爺さんはアカショウビンの独特の鳴き声と渓流の冷たさが脳裏に残っています。
父親に改めて、思い出を作ってくれてありがとうと爺さんは今さらながら御礼をします。
合掌