先日からマスコミを騒がせている、製薬会社のサプリメントの原因究明が大凡判明した記事がありました。
製品を作っている工場での青カビが主原因との記事でした。
青カビというと、お正月に供えるお餅に生えてくる、あのカビです。
確かペニシリンという名称は青カビから名前がつけられている記憶があります。
青カビから生合成されたなんて聴くと、学生時代に化学をお勉強した身としては「そうだよな~」と考えさせられます。
世の中に存在する抗生物質はカビから発見されている物がかなり存在します。
子供の頃にはお正月が過ぎると、父親がお得意先から青カビや赤カビが付いたお供えを沢山いただいてきて、晩酌の後に焼いて食べていました。
その度に「カビは薬になるんだ!」と食べていました。
確かに、カビの生えた部分を焼いた後に醤油をつけて食べると、何となく薬の様な匂いがしていました。
古希間近な爺さんには父親の妙な思い出になりました。