スーパーアグリの再参戦について、こんな記事がありました。
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亜久里氏、再挑戦に意欲/F1(サンケイスポーツ )
佐藤琢磨とともに“純日本”の旗印を掲げたスーパーアグリ・ホンダ(鈴木亜久里代表)が資金難でF1撤退を決めてから、6日で1年がたつ。同チームやホンダの撤退を受けて国際自動車連盟は先週、各チームが年間数百億円をかける予算を、来季は亜久里氏がかつて求めていた金額に近い4000万ポンド(約58億円)以下にすると発表したばかり。亜久里氏は「体力的に可能なら(F1再挑戦を)やりたいよね」と前向き発言をした。FIAは来季、3つの新チームを加え、計13チームとする計画を公表。機材の輸送費を軽減するなど個人チームの参戦を促し、すでに4団体が関心を示している。来季参戦申請の締め切りは29日。検討の時間は残されている。
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サンスポの記事はとても真面目に書かれていますが、きっと鈴木亜久里氏が「またF1やりたいよね~」とか何とか軽く呟いたのが記事になったのだと思います。それにしても、資金不足によって苦渋の決断をして撤退した本人が、わずか1年で復帰するとはとても思えません。本人は再挑戦よりも、FIAがこのようなコスト削減のレギュレーションを、もっと早く出して欲しかったと思っているでしょう。もし2年前に出していれば、撤退することなく参戦を続けていたかもしれません。この変更は世界金融危機が引き金になったのだと思いますが、これをきっかけに参加チームが増え、F1が盛り上がる方向に進めば良いのですが。