F1中国GPは、ハミルトン選手が優勝しました。
------------------------------------------
F1第3戦中国GP、L.ハミルトンが逆転で今季初優勝! 小林は10位入賞(ISM)
F1第3戦中国GPは、現地時間17日の午後3時から上海インターナショナルサーキットで決勝レースが行なわれ、マクラーレンのルイス・ハミルトンが逆転で今季初優勝を飾った。ザウバーの小林可夢偉は10位に入り、2戦連続ポイント獲得を果たした。
------------------------------------------
やっとヴェッテル選手以外のドライバーが勝ちました。いつもぶっちぎりのポールトゥフィニッシュを決めるレースばかりなので、ヴェッテル選手が抜かれる場面を見るのは本当に久し振りです。とは言っても、しっかり2位を確保しましたから、今シーズンの優位は変わらないと思います。
中国GPは、全体的に面白いレースでしたが、マレーシアに比べるとちょっと判りにくい感じがしました。ピットインのタイミングが、各チームでバラバラで誰がどのタイヤを履いているのかよく判らなかった。オーバーテイクは多かったけれど、タイヤ交換でロスするケースもあって、苦労が報われないドライバーもいました。小林可夢偉選手はポイントを獲りましたが、もう少し上に行けそうな雰囲気だっただけに、1ポイントしか獲れなかったのは残念でした。ペトロフ選手と良い勝負ですが、少しだけペトロフ選手の方が良い車に乗っているようで、なかなか差が詰まらないのがもどかしかったように思います。予選で10位以内にいないと、上位は難しい感じ。今回のレースのハイライトは、スタートからレースをリードしていたバトン選手のピットインです。なんとレッドブルのピットに入ってしまうというポカミスで、せっかく優位に進めていたレースを譲り渡すことになってしまいました。ハンドルのスイッチ操作をしていたら、間違ってレッドブルのピットに入ってしまったと弁明しています。バトン選手には、正しいピットに誘導するスイッチも必要かもしれません。