MLBの日本人スター選手として頑張ってきた3人に暗雲が漂っています。
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【MLB】イチロー、5打数ノーヒットと振るわず -日本人打者情報-
地元でのタンパベイ・レイズ戦に1番ライトで先発出場。5打数無安打、1三振と振るわなかった。チームは8対2で勝利している。(STATS-AP) .
【MLB】松坂、来週中にも右ひじ手術へ
ボストン・レッドソックスの松坂大輔投手が、トミージョン手術と呼ばれる右ひじの靭帯移植手術を受けることが濃厚となった。米スポーツ専門誌『スポーツ・イラストレーテッド』のウェブサイトが2日、報じている。同サイトによれば、松坂は来週にも手術を受ける見込みで、その場合には今季絶望となるという。また、手術を受けた場合、復帰までにはおよそ1年を要すると同サイトは伝えている。
【MLB】出番なし松井秀にジャクソン氏が筋トレ指令
米大リーグ、アスレチックスの松井秀喜外野手はヤンキース戦を欠場。相手先発が右投手で2試合連続のスタメン落ちは、メジャーで初めてとなった。チームも2-4で敗れて3連敗。松井が所属した全3球団で松井の先輩にあたるレジー・ジャクソン氏は、調子が上がらない後輩に筋力トレーニングを勧めた。
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この日、3本の気になる記事が出ていました。イチロー選手は相変わらずフル出場で打席には立っていますが、5月の不振を引きずったままで凡打を繰り返しています。イチロー選手がこれほど不振なのも初めてで、打率は2割半ばの「普通の選手」以下になってしまいました。きっかけは、5月初めにチームの負けに繋がる痛恨のエラー(太陽が目に入り、3塁打を許して相手の得点のきっかけになった)にあるのではないかと思います。彼は自分のエラー等でチームに迷惑を掛けると、暫く打てなくなる傾向があります。過去にもエラーの後に大スランプに陥った経験もありますから、今回も同じケースのように思われます。イチロー選手は不振ですが、チームはここ数年見たことが無いほど絶好調で、余計に不振が目立ってしまうのが気になります。打順を変えて気分転換するとか、早く過去の失敗は忘れて、元のイチロー選手に戻って欲しいです。
松坂投手は、例年になく好調なシーズンのように思えましたが、突然のアクシデントで1年を棒に振ることになりました。一昨年頃から安定感の無い投球が続いており、成績も下降気味であることから、おそらくレッドソックスの契約切れとともに、日本球界に復帰する話が出てくるかもしれません。
松井選手もシーズン初めから不振で、最近は出場機会も激減しています。ヤンキース時代の膝の故障の影響からか、なかなか打球が上がらず、ゴロばかりという状態が続いているようです。出場しながら調子を上げていくタイプなので、現状のまま出場機会が無い状態では、松井の調子も上がらないでしょう。ヤンキースのトーリ監督のような絶対的な信頼を勝ち得ていないことが、問題なのかもしれません。松井選手も松坂投手同様、アスレチックスの契約切れとともに、日本球界に復帰する話が出てくるかもしれません。この3人が苦境から早く脱して、また朝のMLB中継が楽しく見られるようになるといいのですが。