ロシアの最新鋭ステルス機T-50が、ロシアの航空ショーで一般公開されました。
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ロシアの最新鋭ステルス機、初の一般公開(NNN)
ロシアで17日、プーチン首相が見守る中、最新鋭ステルス戦闘機が初めて一般に公開された。ロシアの最新鋭ステルス機「T-50」は17日、モスクワ郊外で開催中の航空見本市の会場上空に2機編隊で飛来し、その姿を初めて一般に披露した。T-50は、音速の2.45倍という最高速度で、レーダーに発見されにくいステルス性能などはアメリカの「F-22」ステルス機とほぼ互角の能力とされているが、価格は一機約76億円で半額以下だという。
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テレビを何気なく見ていたら、ロシアの航空ショーの様子を放映していました。今回の目玉は、ロシアの最新鋭ステルス機のデモ飛行だったようです。この機体は極秘に開発していると思っていましたが、今回の航空ショーで一般に公開され、テレビで普通に放映されているのが意外な感じでした。旧ソ連だったら有り得ない光景だと思いますが、ロシアは兵器ビジネスを優先しているため、国内外にその存在をアピールしたかったのでしょう。
早速、You Tubeにも航空ショーの様子がアップされています。
第一印象は、アメリカのF-22に比べると全体的に「薄っぺら」な機体に見えます。F-22は当初攻撃機としての意図があったためか全体に小太りなイメージですが、こちらは純粋に戦闘機としての運動性の向上に重点を置いたように見えます。(素人の見方ですけど)
ビデオでは、この機体はまだテスト中のためか、やや抑えた感じのディスプレイになっているようです。これでF-22との能力比較をするのはどうかと思いますが、生産が終わっているF-22よりも多くの機体を製造し多くの国に輸出するとすれば、今後脅威的な存在になってくるのは間違いないと思います。