今年のスプリンターズSは、レッドファルクスが優勝しました。
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レッドファルクスが連覇!G1昇格後では史上3頭目 by スポニチアネックス
秋のG1戦線の到来を告げる「第51回スプリンターズS」(G1、芝1200メートル)が1日、中山競馬場11Rで行われ、M・デムーロ騎手騎乗のレッドファルクス(牡6=尾関厩舎、父スウェプトオーヴァーボード、母ベルモット)が連覇を達成した。道中は中団後方を進み、直線では外から一気に末脚を伸ばして、先団を差し切った。勝ちタイムは1分7秒6。首差の2着はレッツゴードンキ。さらに半馬身差でワンスインナムーン。
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今年は混戦模様という下馬評でしたが、1番人気レッドファルクスが実績通りの強さを発揮して優勝しました。粘り込む先行勢を一頭だけ凄い脚で追って、ゴール直前で差し切りました。最後までどの馬にもチャンスがあった面白いレースだったと思います。史上3頭目の連覇ということで、これで地味だったスウェプトオーヴァーボード産駒の後継種牡馬として期待できそうです。2着のレッツゴードンキはもう少しでした。内枠に入った時はいつも良いパフォーマンスを見せてくれますが、「今回は、難しいかも」と見送ったら、驚きのパフォーマンスでした。3着は逃げたワンスインナムーン。こちらもマイペースで逃げてよく粘りました。今回は、6着までにG1馬が4頭。他は4歳と外国馬ということで、やはりG1を勝てる馬は違います。重賞勝ち馬とG1馬の格の違いを見せ付けられたレースでした。
ということで予想の結果は、
◎ファインニードル:12着(見せ場なくズルズル後退。夏の疲れでしょうか)
〇ダイアナヘイロー:15着(先行しましたが、最後の坂で脚が止まりました)
▲レッドファルクス:1着(G1 2連覇。強さを感じるレースでした)
△ワンスインナムーン:3着(逃げ粘りましたが、最後はG1馬2頭に差されました)
△セイウンコウセイ:11着(良い感じで直線を向きましたが、伸び切れず)
1,3着は当たりましたが後は全滅。今年の4歳勢は先行馬が多く、逃げ粘ったワンスインナムーン以外は、中山の坂を登り切れませんでした。来年はこの馬たちの巻き返しに期待したいです。
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ところで、今夜は凱旋門賞。とりあえず予想しておきます。重馬場予報ということで。
◎エネイブル(下馬評通り)
〇チンギスシークレット(フォア賞の強さを買って)
▲ユリシーズ(レーティングNo.1ということで)
△カプリ(昨年勝ったオブライエン厩舎の3歳馬)
△ウインター(同じくオブライエン厩舎3歳馬)
△サトノダイヤモンド(調子はイマイチらしいが一縷の望みを賭けて)
ただ当てたいのであれば、エネイブルから全頭流しでも良かも。それくらいエネイブルの強さを感じますが、競馬はやってみないと判らない。予想は堅いけれど、本心としては波乱の展開に期待したいです。波乱の中心がサトノの2頭だったら、最高ですが。