2021年の年度代表馬エフフォーリアが引退することになりました。
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21年の年度代表馬エフフォーリアが電撃引退 心房細動で競走中止となった先週の京都記念がラストラン by スポーツ報知
21年の年度代表馬に輝くなどG1・3勝を挙げたエフフォーリア(牡5歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父エピファネイア)が、電撃引退することが決まった。同馬を所有するキャロットクラブが2月14日、公式ホームページで発表した。今年の始動戦だった前走の京都記念は、レース中に心房細動を発症して競走中止となっていた。今後は社台スタリオンステーションで種牡馬となることも発表された。
21年の年度代表馬に輝くなどG1・3勝を挙げたエフフォーリア(牡5歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父エピファネイア)が、電撃引退することが決まった。同馬を所有するキャロットクラブが2月14日、公式ホームページで発表した。今年の始動戦だった前走の京都記念は、レース中に心房細動を発症して競走中止となっていた。今後は社台スタリオンステーションで種牡馬となることも発表された。
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一昨日の京都記念で、いつもの力強い走りが見られずズルズルと後退し、レース後に心房細動を発症したと聞いて引退の予感がありました。
JRAの競馬用語辞典によると「心房細動」とは、「心臓に異常な電気信号が起こり、心房が規則正しいリズムを失う不整脈の一種。競走馬がレース中に発症すると、血液を全身に上手く送り出せなくなるため、急激に失速する。ヒトの心房細動と異なり、全く異常のない競走馬がレース中に突如として発症し、特に治療を行なわなくても治癒するものがほとんどである。」とあります。ほとんど治癒するとは言っても、G1 3勝のこの馬にとって「もしも」の事があると大変な事になるので、大事を取って引退という判断になったのだと思います。また、2~3歳のクラシック戦線で7戦して6勝2着1回という圧倒的な成績を収めたのに対し、4歳以降は4戦0勝で馬券圏内に一度も来ないという不調に陥ったのも理由の一つかもしれません。こんな形で年度代表馬が引退するのは残念ですが、最悪の事態にならなかったのが救いです。
今後の種牡馬としての成功を祈りたいと思います。