巨人がクライマックスシリーズで優勝しました。"クライマックス"というのは、頂点とか絶頂という意味ですが、この先に日本シリーズがあるのに頂点と言う名前を付けるのも変な気がします。ましてや「絶頂」という意味だと、ちょっと艶っぽく聞こえてしまいます。普通に「セ・リーグ・チャンピオンシップ・シリーズ」でも良いと思います。試合のほうは、いつものプロ野球で盛り上がりもなく淡々と流れてました。驚くようなプレーも無く、作戦も至って平凡。
大リーグのようなパワーもプレーの意外性も無いので正直つまらなかった。
・内野ゴロは、ボールが不規則に転がることもなくだいたいアウトになる。
・ランナーが出ると、だいたい送るかヒットエンドラン。
・ピッチャーは、ストライクが2つ続くと次はボール球を放る。
・打者は、ボールが3球続くと、次はど真ん中でも見送る。
・勝負どころでは、落ちる球(フォーク)を使う。
・3塁にランナーがいたら落ちる球は放らない。
等々、これは昔からある日本野球の方程式です。野球部の監督に教えられた通り。
淡々と試合して、気が付いたら巨人が勝ってました。どちらの応援もしてないけど、見ている私の気持ちは沈んだままでした。野球そのものがつまらない。暗い気分で見てました。だから「暗いMAX・シリーズ」。プロなのだから、自分達が勝つことだけでなく、もう少し観客を楽しませるプレーを見せて欲しいです。