高泉神社(たかいずみじんじゃ)。
場所:山形県酒田市北沢字空沢32。国道345号線と山形県道367号線(北境曙線)の交差点を東へ、約400m。駐車場なし。社前の道路は狭いので、注意。
当神社の創建時期は不明。古来より、当神社の東にある「空沢山」の岩壁に滝が懸かっているところを神座として、不動明王を安置していたという。江戸時代にも、「清水の不動」と呼ばれ、「高泉参り」として白衣の道者の参拝が絶えなかったとされる。明治時代に入ると「高泉神社」と改称して村社に列せられた。なお、今も水源地には本宮(奥宮)があり、石造の不動明王像が祀られている。現在の祭神は水速女命(ミズハヤメ)。
「日本三代実録」貞観7年(865年)の記事に、出羽国の「城輪神」と「高泉神」に従五位下の神階を授けたというものがあり、当神社では、その「高泉神」が当神社のことであるとしているようで、鳥居横の社号標の上部に「国史現在」との文字が刻されている。「日本三代実録」の記事の「高泉神」については、現・秋田県秋田市寺内に鎮座する「古四王神社」(2015年8月15日記事)に比定するのが通説で、「城輪神」(「城輪神社」:2016年1月2日記事)=「出羽国府」の守護神、「高泉神」(「古四王神社」)=「秋田城」の守護神として並列させたというのは、ありそうなことである。ただ、当神社は、「城輪神社」の南東、4km弱(直線距離)という近さにあり、水源の神として信仰を集めたのかもしれない。
写真1:「高泉神社」鳥居と社号標
写真2:手水鉢の水も豊富。
写真3:社殿
写真4:同上、「境川」沿いにみる。「境川」の水量も多い。雰囲気の良い神社である。
写真5:本宮(奥宮)(場所:山形県酒田市北沢字桂沢。「高泉神社」から更に奥、狭い道を東に約1.3km、少し広い道路にでるので、そこから右折(南東へ)、約700m。道路沿いにあり、1台分くらいは駐車スペースあり。なお、この少し広い道路は、「八森自然公園」入口にある「八森温泉ゆりんこ」脇から南に向かうもので、「ゆりんこ」から約3.4km)
写真6:本宮(奥宮)の背後の不動明王像
場所:山形県酒田市北沢字空沢32。国道345号線と山形県道367号線(北境曙線)の交差点を東へ、約400m。駐車場なし。社前の道路は狭いので、注意。
当神社の創建時期は不明。古来より、当神社の東にある「空沢山」の岩壁に滝が懸かっているところを神座として、不動明王を安置していたという。江戸時代にも、「清水の不動」と呼ばれ、「高泉参り」として白衣の道者の参拝が絶えなかったとされる。明治時代に入ると「高泉神社」と改称して村社に列せられた。なお、今も水源地には本宮(奥宮)があり、石造の不動明王像が祀られている。現在の祭神は水速女命(ミズハヤメ)。
「日本三代実録」貞観7年(865年)の記事に、出羽国の「城輪神」と「高泉神」に従五位下の神階を授けたというものがあり、当神社では、その「高泉神」が当神社のことであるとしているようで、鳥居横の社号標の上部に「国史現在」との文字が刻されている。「日本三代実録」の記事の「高泉神」については、現・秋田県秋田市寺内に鎮座する「古四王神社」(2015年8月15日記事)に比定するのが通説で、「城輪神」(「城輪神社」:2016年1月2日記事)=「出羽国府」の守護神、「高泉神」(「古四王神社」)=「秋田城」の守護神として並列させたというのは、ありそうなことである。ただ、当神社は、「城輪神社」の南東、4km弱(直線距離)という近さにあり、水源の神として信仰を集めたのかもしれない。
写真1:「高泉神社」鳥居と社号標
写真2:手水鉢の水も豊富。
写真3:社殿
写真4:同上、「境川」沿いにみる。「境川」の水量も多い。雰囲気の良い神社である。
写真5:本宮(奥宮)(場所:山形県酒田市北沢字桂沢。「高泉神社」から更に奥、狭い道を東に約1.3km、少し広い道路にでるので、そこから右折(南東へ)、約700m。道路沿いにあり、1台分くらいは駐車スペースあり。なお、この少し広い道路は、「八森自然公園」入口にある「八森温泉ゆりんこ」脇から南に向かうもので、「ゆりんこ」から約3.4km)
写真6:本宮(奥宮)の背後の不動明王像
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