勝ち将棋を勝ちきるのは、難しいものである。 優勢の方は安全運転に心掛けたいし、劣勢の方は手負いの獅子状態で迫ってくる。
詰将棋が大切だといわれるのも、こんな様態の時に勝ちを読み切る事が出来るからであるが、もう少し前に戻った状態(詰めろが掛らない状態)からソフトを使って勝ちきる練習。
ソフトは、激指で先手は自分で後手が激指で設定するが、その設定方法がポイントで、例えば自分が8級なら激指は5級に設定する。
概ね自分の棋力より3級(段)強くコンピュータを設定する事により、容易に勝てないようにしてから戦う。
そして勝てたら、級位を5級⇒4級⇒3級と上げて行く。
失敗したら解析モードで、どの手が悪かったかを反省(ひとり感想戦)をして、またチャレンジしてみる。 何回か試しているちに、凄い級位(段位)にまで勝てる様になってしまう。
まっ家庭番NHK正月番組の、逆転の将棋みたいにして楽しんでみたらどうでしょうか。 エントリーする棋譜は、タイトル戦をネットから簡単に拾えますから、最近は便利です。
これなら、初心者から有段者まで同じ方法で、出来るかもしれない。
野球ならキャッチボール、サッカーならパス、剣道なら小手面の練習、単純な日々の繰り返しが自然と力を付けて行く、将棋も繰り返しを苦にならない事が伸びる秘訣かもです。
ちなみに、ヘボスワは優貴さんと同じく▲3四桂からHageyubi6段+に挑んでみた。