「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

Charles Paine氏のロンドン地下鉄のポスター / Barry’s Teaの茶葉を切らす@鎌倉七里ガ浜

2022-12-29 20:00:47 | あちこち見て歩く
英国のPromsは楽しいもんだ。すごく愛国的だし、しかし同時にここに貼り付けた動画のとおり、英国とは無関係な国旗がいっぱい振られていてそういうところが英国って寛容な国だなぁと思うのだ。

YouTubeをクリックして聴いてくださいね。

エルガーの名曲、威風堂々♪つまりはPomp and Circumstance♪あるいはLand of Hope and Glory♪

Land of Hope and Glory - Last Night of the Proms 2009.


2009年のこれは良かった。デイヴィッド・ロバートソンが指揮したBBC響。

しかしこの人が面白いのは動画開始からかなり過ぎた7:20のあたりからだ。

動画を先送りしてもいいから、その7:20あたりからを特に聴いてほしい。演奏が一旦終わって彼は再び登場し、マイクを持ってしゃべり始める。

「みなさんは素晴らしい。しかしリハーサルをお願いしたい。Mightier yet♪(この曲の歌詞の一部)の最後の「t」をもっとハッキリ発音してほしい。だってこの国はtea(紅茶)に立脚する国(nation built on tea(笑))なのだから。tをそこで発音して!」と、彼はそんなことを言って、そこから演奏が再開する。

いい人だねぇ。



動画から聞こえる彼のアクセントからして想像がつかないかもしれない。

でもね、実はこのディヴィッド・ロバートソンはカリフォルニア生まれの生粋の米国人なんだなー(笑)。

単語の最後のTの発音に関しては、少なくとも英国人の方が米国人よりはるかにハッキリ発音する。英国人からしたら彼に対し「あんたに言われるか?!」ってなもんだろうね。

そこがなんともおかしな威風堂々なのでした。

我が家にはいわゆるリビングルームも応接室もない。農村風パイン製ダイニングテーブルがあって、その上にはテーブルクロスもランチョンマットも何も置かれていない。そもそもそういうのが似合わないテーブルなのだ。そこがダイニングルームとなるのだが、その横に二人掛けソファが置いてありそれは我々夫婦が並んで座るもの。お客さんが来たら、ダイニング・テーブルに着席してもらって、ビジネスのミーティングみたいに接遇するだけ(笑)。ひどいでしょ。

壁にはやたら絵や写真やポスターが掛けてある。


その中で私のお気に入りがこれだ(↓)。


ロンドン地下鉄のポスターってのは過去に大量に発行されているが、これは100年ほど前のもの。

Charles Paineが描いた見事な絵。ペンギンの柔らかさが伝わって来るね。彼はロンドン地下鉄のためにたくさんの作品を残している。ロンドン動物園に行くには地下鉄でリージェンツ・パーク駅かカムデン・タウン駅までどうぞ!という地下鉄の広告である。


しかしこの文字体が独特でちょっとヘンだ。

ZOO(動物園)のOは重なっているが、BOOK(本)のOは重なっていない。AやH等の幅がかなり広い。しかしFやE等の幅がかなり狭い。

そのことについては、昔からいろいろと批評されている。


それにしてもTHE ZOOと言ってそれがどこのことであるのかが、世界的に誰にでも通じるのはロンドン動物園だけだろうね。

それは英国の切手にUKなんてわざわざ書いてないのと同じ。

「日本郵便」なんて書く必要が、少なくとも過去は無かったのだ。


郵便制度が最初に確立されたのは英国で、他国は少し遅れる。その時点で世界の主要なところの多くが英国の領土であった。

だから「英国郵便」なんて切手に書き込む必要がなかったのだ。何かと傲慢な印象を与える国だよね。で、そこがいいね(笑)。

英国の紅茶にはあまり縁がなくて、我が家はアイルランドの紅茶ばかりをずっと飲んでいる。

このブログには度々登場しているBarry's Tea。


数日前から茶葉を切らしていて、新しいのがいつ来るかとイライラ。

それが先ほど到着した。

コーク(アイルランドの街の名前)からだ。


マスターブレンドという名前の茶葉で250g入りの箱6つで25ユーロ強だから、安い茶葉だ。


段ボール箱を開ける。


自分のおもちゃが入っていることを期待して、諦めきれないドガティ君が私の開封作業を見守る。


残念ながらおもちゃは入っていませんでした。


これで明日からガブガブ紅茶が飲めるぞ。

インドのアッサム地方、ケニヤ、ルワンダの茶葉を使用していると書いてある。アイルランドの茶葉メーカーはアフリカの茶葉を上手に使うことで有名。


これは香りを楽しむタイプではないね。

いわゆるブラックティで、シッカリ淹れて、ミルクも使って飲むガッツリ・タイプの茶葉。


CTC製法で丸まっている。


最初の1箱の茶葉を缶に入れた。



これが新たな茶葉が届いた時の最初の儀式なのでした。

話は変るが、ここ数年、七里ガ浜住宅地でジャック・ラッセル・テリアが増えて来た。

一番若いのがバニーちゃんっていう女の子だ。とてもかわいい。

ただし日本全体を見渡すと、つまりはJKCの登録数で見ると、たいして増えていない。犬種別順位はずっと15~17位くらいで横ばいだね。



一方、世界的にはジャック・ラッセル・テリアは増加傾向のようだよ。

さらにそれに拍車をかけたのが、この犬種がチャールズ3世新国王のお気に入りであるということだ。

エリザベス2世前女王にとってのウェルシュ・コーギーみたいなもんだね。

King Charles III | Royal Pups


今の事態、つまりチャールズ皇太子が新王になることをはるか前から想定し、5年近く前にドガティ君を我が家に迎えた私の用意周到な考え方がわかりますか? 

まるで海外不動産への投資みたいな長期的思考がそこにはある・・・ウソ。偶然です(笑)

みなさん、これからワンコを迎える方は、ジャック・ラッセル・テリアも面白いかもですよ。

昔はわちゃわちゃ煩くてやっかいな犬種と言われた。しかしそれもブリーダーさん達の努力で変った。そんなにギャーギャー言う子はいないから。
コメント (20)
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