「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

長野県飯田市の肉店スズキヤさんからジビエその他のお肉が届く@鎌倉七里ガ浜

2023-01-21 04:00:24 | 食べ物・飲み物
クロネコヤマトさんが登場。

いつもありがとうございます。


長野県飯田市の肉店、スズキヤさんからやってきた箱。


クール便だ。

長野県飯田市といっても合併してそうなったわけで、昔から遠山郷として知られる山深いところにある村。

そこにスズキヤさんはある。ジビエの肉もいろいろと売ってくれるよ。

鹿、猪、熊。


このスズキヤさんは情報発信力がすごい。

常にお肉の情報、山里の情報を発信しておられる。


これも相変わらずの包装紙だ(↓)。


とても良いデザイン。

ちょっと花札的(笑)。

いろんな情報を読みながら、開封作業。


ウサギだなんて、かなりのジビエだよね。


ニンニク胡椒味の豚チク。

「チク」というのは、形的にチクワに似ているところからついた名前だ。

心臓の一部だね。管状になっている。そこがコリコリとおいしい。

しかもそこに甘い脂がまとわりついているのだ。

それをにんにく、胡椒で味付けしたのがこの製品。


その下に置いてあるのはマトンのブロックだ。

シチューでもカレーでも出来る。

あるいはちょっと切り方を変えて普通にステーキにしてもいい。

鹿なんてのも、あるよ。筋とあってもそんな固いものじゃない。


普通に焼いて美味しく食べられるもんだ。

うさぎ骨付きブツ切り。


これがまたおいしいらしい。

信州風のパエリアにでもするかな。

合鴨。これはスズキヤさんのおススメどおり、鍋にしようかと思っている。


で、とりあえず、定番商品のひとつ、とりじんを解凍しましょう。


ドガティ君はスズキヤさんの荷物が気になってしかたがない。


梱包材の匂いを嗅ぎ続ける。

「おとーさん、ボクには何か肉はないのですか?」


ないねぇ。

ごめんね。

とりじんを野菜と一緒に炒め、スープとごはんで、とりじん定食だ。

ただしニンゲンだけ。犬はなしよ。

これはスープの用意。


ここが遠山郷。


スズキヤさんのすぐ近くにマルモ商店がある。


私はそこのラーメンが食べたいのだ。

おいしいらしい。クラシックなラーメン。

ここにも行きたい。標高が高い下栗の里。


さてとりじんが解凍できたよ。


裏面にはいろいろと書いてある。


スズキヤさんの製品はとにかくよくしゃべる(笑)。

スーパーから買って来たカット野菜ともやし。


調理に包丁は不要。

とりじんはそのまま中華鍋に入れて、炒めるだけ。


とりじんはすでに理想的な味が付いているから、ただ焼けばおいしく食べられる。

しかし大量に野菜を追加するので、中華ペーストと胡椒を追加した。


すごい量だ。これを2人で食べる。


強火で炒めて、数分。

はい出来ました。


いやもうおいしいのなんの。

なにも努力は要らない。

ただ炒めただけ。


さあ、スズキヤさんのお肉に関心がある人は、その通販を利用してお肉を買ってみよう。

同店のウェブサイトを見たら、その商品群のレンジの広さに驚くはずだ。

ウェブサイトはこちら(↓)
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土井善晴先生的に一汁一菜で豚汁ただしコリアン鍋風@鎌倉七里ガ浜

2023-01-20 04:03:55 | 食べ物・飲み物
土井先生の一汁一菜。

一汁一菜は、本来は汁ものとおかず一品とごはんという意味なんだろうが、土井先生はみそ汁をつくり、それそ具沢山にしておかずも兼ねさせることを奨めておられる。

その点大きなお椀で食べる豚汁なんてのは、正に土井先生がおっしゃるようなもの。


本日はそれ。

寒いしね。

ただしコリアン風味付けにするよ。


中華だし、醤油、コチュジャン、ごま油、豆板醤。

それに、みそ。


豚肉、長ネギ、キムチ、ニンジン、ニラ、ゴボウ、里芋。


根菜類が多し。

ゴボウや里芋はたくさん入れる。

ニラもこの1束全部を使う。

ニンニクも使おうね。


ニラは全部切る。4~5cmの長さにね。


細ネギはみじん切り。


これは最後にかけるだけ。煮込みはしない。

ゴボウ、ニンジン、里芋を用意。


下の画像の一番奥に見えているもは長ネギだ。


ニンニクは擦った。


ごま油で豚肉を炒める。


ゴボウ、ニンジン、里芋、キムチを入れて軽く炒める。


水。


そして煮たてる。

ここで、みそを入れた。

途中でみりんを入れる。


ニラと長ネギはあとで入れる。


最後にごま油をすこし掛け、細ねぎもかける。

最初にお見せした調味料がこれ(↓)。



このうち、ごま油以外のものを加える。


味見する。

コチュジャンが足りないので、足す。


おぉ~、コリアンになって来たぞ。

長ネギを加える。


そこから5分ほどして、味見して、さらにニラ大量。


ここから5分ほど煮ましょう。



最後にお椀に入れてから、ごま油をちょろりん、そして細ネギ。


ドガティ君は寝ている。


よく寝る子だわぁ~。


七味をふる。


それでできあがりだ。

土井先生的一汁一菜、豚汁コリアン風。


大きなお椀にゴロゴロいろんなものが入っている。

おかわり自由。

おかわりしても、どうせ残る。あとでまた食べよう。


匂いにつられてドガティ君、起床!

「あ、ニンゲンが食べてる」


お替りして、ごはんも入れたりして。


味が味だけに、クッパみたいだ。

甘辛くて、寒い日にはぴったり。コリアンだねぇ。

コチュジャンが効いている。

「おとーさん、それボクも欲しい」「ペロ!」


舌が出てますよ。

「ねえ、おとーさん、それ欲しい」


だめだねぇ、もらえないねぇ。

まだまだいっぱいありますよ。


夜にでもこれを食べましょう。
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ホットなタイ風炒めごはん / 簡単ビーフン+S&Bのやみつき旨ニラ@鎌倉七里ガ浜

2023-01-18 20:01:45 | 食べ物・飲み物
真冬の七里ガ浜住宅地。


ケヤキはすっかり落葉した。


ケヤキって形がいいね。


箒を逆さに立てたようなと形容される樹形。

ところがこれも樹齢数百年になると、怪物的にでかくなる。

この公園から出て行く時の、私が好きな細い道。



テニスコート横の道も細い道。


タイカレーのペーストを使いましょう。


タイカレーをつくるわけじゃない。

でもタイ産ジャスミンライスを炊く。


ショウガやニンニク、セロリ、ニラ、ニンジン。


お安い鶏の挽き肉。


タマネギなんかも刻む。

ニンジンやセロリも刻む。


ニラも刻んだ。


先ほど刻んだセロリの茎はタイ風炒めご飯に使う。

セロリの葉はタイ風スープの具にする。


ざくざく刻む。


ショウガを擦って入れて湯を沸かす。


そこに砂糖、ナンプラー、鶏がらだし、胡椒、オイスターソースを加える。


それでタイ風スープは出来たようなもの。

あとはそこでセロリの葉を煮ればいい。

レモンサワーを飲みましょう。


ドガティ君が退屈そう。


「あぁ~、だれか遊んでくれないかな、撫でてくれないかな」


「ボクは退屈なんだな」「つまんないな」


「だれかボクの気持ちをわかってくれないかな」


「寝よ」「つまらないから」


悪いねぇ。おとーさんはランチづくり、おかーさんはお掃除なの。

我が家にしては珍しく陽射しがかなり奥まで入って来る瞬間。


そんな季節だね。

お高いリセッタを最後まで使う。本当に高くなった。物価高を実感する。


これがタイカレーのペーストだ。


先に調合したタイ風スープにセロリの葉を入れて煮る。


リセッタを入れて加熱して、鶏ひき肉を炒める。


タイ産ジャスミンライスが炊けた。


セロリ、ニンジン、タマネギを加えて炒める。


そこにニンニクとショウガ、さらにタイカレーのペーストを加える。


さらに炒める。


目が痛いくらい、辛そう。

そこにジャスミンライスを入れ、ニラも入れる。


オイスターソースにナンプラーを加える。


怒涛の炒め作業を続行。

ドリャァ~~~!!


出来た。


辛っ!!

相当なもんだよ。ホットなタイ風炒めごはん。

こちらは優しいタイ風スープ。ショウガや砂糖が効いているね。


おぉ~~辛い。


妻は泣きながら食べて、それをフライパンに入れ、タマゴを加えて再び炒めて食べている(笑)。


これで話は半分終わりだ。

次の話に移ろう。

西友の総菜コーナーから、ビーフンを買って来る。


以前も書いたと思うが、これは・・・

1.そのまま食べてもおいしい。
2.レンチンして食べるとかなりおいしい。
3.辣油とオイスターソースを加えてレンチンして混ぜて食べるとめちゃおいしい。

だから3.の方法を選択する。


この状態の既製品。


そこにオイスターソースと中国製肉片入り辣油のすごいのを載せる。


そしてレンチンする。

初めて買ったエスビー社の町中華シリーズでやみつき旨ニラという製品がある。


それを使う。

レシピは簡単だ。


ごま油とこの袋の中の粉を混ぜるだけ。


袋から出すとこんな状態ね。


それを混ぜるとこうなる。


洗って切ったニラを容器に入れて軽くラップ。


そしてレンチン。

そこに先ほどのたれをかける。そして和える。それで完成。


まぜまぜして食べましょう。


これが結構うまい。

そしてレンチンして混ぜたビーフンの横に添える。


なんと美味しい。

ちょっと野菜が少ないビーフンに、好きなだけニラを加えればいい。


スーパーで買うニラ1束だったら、ごま油大匙1杯とエスビーのやみつき旨ニラ1袋で十分だ。


レンチンだから、洗い物も少ない。


エスビー社のやみつき旨ニラはひとるのパッケージに二袋入っているから、残りはまた使えるよ。


これでまたニラ1束が食べられちゃうね。

安上りだわー。
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鎌倉市・逗子市の境界あたりを散歩(2) 逗子市小坪、逗子マリーナ、鎌倉市の端っこ

2023-01-17 17:00:21 | あちこち見て歩く
前回の続きのお話だ。

鎌倉市材木座から小さな小坪隧道を抜けて逗子市小坪に入った。

するとすぐに現れたのが牛尾商店。


このあたりは私にはなじみの場所だ。

以前にも書いたと思うが、私は逗子市小坪に住んでいたことがある。

1990年代のことだけどね。

こちらはコスモミロス逗子。


逗子湾を見下ろす丘の上のマンション。

バブル期に計画され、当時としては恐ろしく高額な価格で分譲が開始されたマンションだ。しかし分譲が開始されたのはバブル崩壊直後で、販売はかなり苦戦を強いられたらしい。


とてもいいところですよ。日本ではないみたいなつくりだ。

販売主体はリクルート・コスモス。その後大倉商事。中堅の商社だね。

その20年ほど後に、もっと海に近いところにシーサイドコート逗子望洋邸というマンションが建った。

こちらの価格帯はもっと高かったらしい。価格は面積やフロアによりいろいろだが、中には2億円超えで分譲されるのもあるということで話題になった。


私は関係ないけど(笑)。

逗子マリーナが近くなってきたね。


逗子マリーナと言えば、ユーミン♪

ルージュの伝言 (2022 mix)をどうぞ♪

 

もと逗子市小坪の住民だった私もそこを離れて長く、知らないお店が多数出来ているね。


ずいぶんおしゃれな雑貨店。

こんなパン屋さんも私が小坪に住んでた当時はなかった。


逗子小坪郵便局は私がここに引っ越した当時からあったよ。


何度も行ったな。

ゆうき食堂もあった。有名なところだ。


アジフライ定食を食べる人が多かったな。

その先は小坪漁港。



逗子市小坪が良いのは、古くからの漁港であるところだ。

近くの市場で魚が買えますよ。


小坪。

本当に良いところだったな。


すぐ横には逗子マリーナ。


まぁ~、ホント、オシャレなところだ。


眩しいくらい。

いつもキラキラ。


そんなところを散歩する。

全部逗子市の市道だから、どなたでも散歩出来るよ。

ワンコ連れもオッケー。


先日来たばかりだけれど、いつ来てもすっごく気持ちいい場所だ。


しかも西武グループはこれを半世紀前に造っている。

たいしたもんだよね。


私はここのマンション所有者ではない。

逗子マリーナのオーナーズ・クラブのメンバーでもない。

ただの散歩者だ(笑)。


この建物(↓)、なんだかフロリダ的だね。


ヨットやクルーザーを持って、こんなマリーナで保管してもらいたい。


毎日楽しいだろうね。

泳ぐことや釣りに興味はないし、巨大な客船の長期のクルーズ旅行も興味もない。

でももし個人でクルーザーを持っていて、1泊2日くらいで沖合の滞在を楽しめるなら、いいだろうなぁって思う。


どんどん鎌倉方向へ歩く。


到着した。

ここが逗子マリーナの西の端であり、逗子市の西の端でもある。


いつも見ている景色が見えるよ。

江ノ島、そして稲村ヶ崎だ。富士山もね。


ここは逗子市だが、すぐ目の前は鎌倉市の材木座海岸。


狭隘な場所だ。

小さな階段を上がる。


その先を右折。


ここが飯島崎

逗子と鎌倉の境界なんだね。

鎌倉好きなみなさん、ここからが面白いところなのよ。

この狭い道を抜ける。


おそらく、これ(↑)は恐ろしく古い道だ。

道が市の境界になっている。

道の右側(山側)を見ると逗子市小坪。


でも道の左側(海側)を見ると鎌倉市材木座だ。


逗子側から鎌倉に入るのに、山の中にある名越の切通が出来る前は、この細い海沿いの道が主なルートだったと思うよ。

下に添付する地図上で赤い線が鎌倉市と逗子市の境界線で、その一部がこの道でもある。市の境界としてはかなり特徴的だ。鎌倉市のほとんどは地図の上(北)にはみ出している。今ご紹介している道は、鎌倉市の小さな飛地の東の境界にもなっている。

飛地の中で、道の左側(海寄りで、鎌倉市に属する)に一列だけ住宅が並んでいる。おそらく大昔からここには家が1列だけ何軒か並んでいて、そこまでが鎌倉であるという認識があったのだろう。それに対し、道路の右側(山側、逗子市)には何もなかったのかもしれない。鎌倉の外だったのだろう。



地図を見るとよくわかるね。

地図の真ん中からやや下に、鎌倉十井のひとつ、為朝の伝説で有名な六角ノ井が記載されているが、これもギリギリ鎌倉市側にあり、鎌倉市が管理している。

かなり際どい境界だ。海の際、家の並びの一列だけが鎌倉市(笑)。正に「際どい」って言葉が使えそう。いや、こういう場合に際どいって言葉は使わないな。。。

あちらが材木座海岸。


この日は潮位が高い。

ここからは海を歩けないね。


こんなレストランは初めて見たな(↓)。


先ほどの鎌倉と逗子の境界をなす飯島崎の名前で、このバス停は飯島。


ここでガラガラなバスに乗せてもらう。


そしてJR鎌倉駅前へ。

その後まもなく登録から16年になる愛車が停まっている駐車場へ移動。


七里ガ浜東の自宅へ帰りましょう。

西友で買った弁当を食べる。のり弁とレンコン。



おいしいわぁ。

あぁ~寒かった。ツイードのコートが大活躍。


次。。。。。。。。。

翌日のこと。

妻はまだ戻っていない。

朝ごはんは中止して、午前10:30から自分の朝昼兼用でやや昼よりなごはんの用意。

安いキャベツ。


バター。


目玉焼き。


ポテト。


炒める、焼く。


味付けはコンソメの顆粒と胡椒


これが結構おいしいんよ。

ソーセージも焼きましょ。


できた、パワー・ランチ♪


ギネスがおいしい。


細かい泡。

これ食べたら、昼寝でもしましょう。


お腹いっぱいだからね。

逗子つながりでご紹介。地元名門石原家御用達の老舗洋菓子店珠屋のピーチロールだ。良純さんも強く推薦する。


妻が買って来てくれた。

昔から変わらないルックスと味。

9年前の画像がこちらだ。


逗子に来たら珠屋をよろしくね。

良純さんだけではなく、元逗子市民の私もお勧めします。
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鎌倉市・逗子市の境界あたりを散歩(1) 鎌倉市材木座の光明寺へ

2023-01-16 09:02:09 | あちこち見て歩く
この日、妻は江戸の実家に両親のお世話に出かけた。

今回も泊りがけだ。

私は妻をJR鎌倉駅までクルマで送り、そのあと一人で勝手に散歩した。


妻をJR鎌倉駅でおろして、若宮大路を南へ行き市内中心部の駐車場にクルマを停めた。


ご存じ焼鳥の秀吉。向こうは中華料理の大新。


生地ならスワニー。


我が家のカーテンはこのスワニーで仕立ててもらったものだ。

もう16年。今もしっかりしている。

大町の北村牛肉店。


老舗ですよ。

このあたりの人は皆さんここへ何かしら買いに行く。

大町四ツ角交差点。


そこを南下するとJR横須賀線にぶつかる。


この線路までは鎌倉市大町だ。


その先は鎌倉市材木座である。


私がずっと歩いているのは小町大路。

歩いている道は鎌倉市小町ではなく、鎌倉市大町と鎌倉市材木座であるのに小町大路。

北の小町からずっと伸びているからね。八幡宮に近い小町。住むなら小町。京都みたいな感覚。間違っても七里ガ浜なんて住むのは止めましょう(笑)。

盛華園 in 材木座。町中華で市内には同名の店が3店舗ある。兄弟それぞれが営むらしい。他の店舗は西鎌倉、極楽寺にある。


妙長寺横を通る。



泉鏡花と妙長寺の関係についてはこちらをどうぞ。



亀時間。



これ、旅館です。

バックパッカーがよく泊まる。外国人も多い。

材木座ってね、ゆるぅ~いムードがいっぱい。

小川コータと&まそんで、That’s 材木座♪


この歌もゆるぅ~い。

この投稿で紹介するところのいくつかが、歌詞に出て来るよ。

こちらは九品寺。


「きゅうしなでら」ではなく「くほんじ」だ。

有名だし、交差点の名前になっているし、同名のバス停もあって、鎌倉駅前から「九品寺」経由逗子駅行きなんてバスも出ているが、外見はかなり地味なお寺。

名前の背景、新田義貞とのかかわりはこちら(↓)をご覧ください。


本当に地味。


しらす漁船、もんざ丸。漁期にはしらすを売ってます。


古くからの酒屋さん。


左は蕎麦屋さんの土手。右は鮮魚店の魚梅。


材木座の良いところは、八百屋さん、魚屋さん、そば屋さん、酒屋さんと昔ながらの個人商店が残っているところ。

いずれも質が高いことで有名。

鎌倉でも一番海よりの古いところだからね。


材木座海岸と由比ヶ浜を横ぎって、稲村ヶ崎が見える。


その向こうには富士山。


材木座海岸は遠浅だ。


和賀江嶋は波の下。今日は見えないね。

側溝を塞ぐ鉄の網も錆だらけ。さすがウォーターフロント最前線。


道路も風で飛んで来る砂との戦い。


見えて来ました光明寺。


山門はいつ見ても巨大で立派だな。


巨大で、たまーにだけど、中に入って上ることが許されるのである。

作りが細かい。


天照山と書いてあるね。


それは光明寺の背後にある山の名前。


本堂はかなり前から修復工事に入っている。

今後7~8年程度はかかるって話だ。


鐘楼堂。


開山堂。


山門を反対側から見る。


鳩のアパートになっているらしい。


私が光明寺に来るのは5年ぶりくらいかな。

奥へ進む。


右に行くと内藤家墓所で、それが有名なんだが、私はそちらには行かない。

左折して天照山へ。


本堂が工事中なので、道はこんなことになっていた。


これもまた秘密めいていて、いいね。


途中本堂の工事状況を覗けるところがあった。


ラッキー♪

山道を上る。


やがてこんな場所に出る。



そこに上がると、こんな絶景が開ける。


この眺めを1,000年以上前から多くの人が楽しんで来たんだろうねえ。

天照山からの展望だ。

やはりここはいいね。久しぶりだな。


富士山、こんにちは。


ここからは少し下る。

こちらは鎌倉市立第一中学校。



やがてトンネルが現れる。


長いトンネルだ。


ちょっと不安になるような道を行く。


おぉ、ここも光明寺の一部みたい。


本堂が修復工事中だからだろうね。

ここにこれら全部が、一時的に置かれているんだろう。

三叉路にでる。


左折して今度は上る。

するとまたトンネル。


この隧道工事では犠牲者が出たらしい。


長いトンネルだ。

手前が細く奥が広くなっている。


しかし奥は細くなる。


そこから先が、さらに細くなる。


ここは一番細い。


工事が何度かに分けて行われたようだね。

小坪隧道でした。


つまりここは鎌倉市材木座と逗子市小坪の境にあるトンネルなのだ。

ここを抜けるとそこは逗子市。「逗子市」と書いてある。



逗子市もがんばっているよ。

桐ケ谷市長、がんばってね。

【つづく】
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八ヶ岳西麓原村(13) 滞在記最終回

2023-01-15 13:28:02 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
ハイドンをどうぞ♪


イタリアの弦楽四重奏団の演奏です(↑ ↓)。

Haydn: String Quartet in D Major, HIII No.63, Op.64 No.5 "The Lark" - 1. Allegro moderato


滞在期間の終わりが近づいて来た。

朝起きたら、ほんの少しだけ雪が積もっていた。


これが今回の滞在中のわずかで唯一の降雪。

それ以外は晴れ。ずっと晴れ。

この時期としては珍しいね。

昔はすごい豪雪もあったのに。

そんな時は、山荘に出入りするだけで大変だった。


今回の滞在中は、ここにある薪をずっと燃やしていた。


この薪の真上にはすごいつららがあって、薪を取りに行くのがちょっと怖かった。


日の出前から散歩。


「おとーさん、寒い」


どうせ寒いんだから、さっさと行こうぜ。

このあたりには多い樅ノ木。


針葉樹としては、カラマツの次くらいに多いかな。

除雪車が通った跡だ。もうかなり前のものだね。


坂道を滑らないように慎重に歩く。


私はモンベルの寒冷地仕様のウェアを着ている。


この部分(↓)が、まったくスウェーデン的な風景。


そういえば昔北海道にスウェーデンヒルズなんてところが造られたね。今もあるのかな?・・・調べたらあった。

我々がいるところは東のすぐ近くにある八ヶ岳連峰に遮られてまだ陽が射していない。

しかしはるか下の茅野市、諏訪市の市街地はとっくに陽が射していて明るい。


どんどん歩くぞ。

雪は降っていないが曇天で、真正面に見えるはずの阿弥陀岳は見えない。


ドガティ君の小さな足跡。かわいい💛


山荘に戻った。つららが長くなったなぁ。


ドガティ君が慌てて階段を上って来る。


「寒いです。おとーさん、早くドアを開けてください」と言っている。


さて、人間は朝ごはん。

鎌倉とここ原村では、同じ茶葉を使っていても、ミルクティの出来上がり方が違う。鎌倉の方が簡単に濃い茶が出来る。


まずは標高が違うために水の沸点が違うのだろう。低地の鎌倉の方が湯の温度を限りなく100度近くまで高くすることが可能だ。

次に水質の違いもあるかもしれない。そんなに大きな違いはないと思うが、原村の方が硬度が高いのだろう。鎌倉ではそれよりは軟水的であり、茶葉の成分を引き出しやすい。昆布なんかと同様、軟水は有利だ。

だから鎌倉でも相当な量の茶葉を使って紅茶を作っているが、原村に来るとそれがさらに多く必要になる。あるいは成分が浸みだすまでに長時間待たなければならない。

原村の農場で購入したベーコンも、これで食べ納めだ。


「あれ、ボクの朝ごはんはないの?」と問いたそうなドガティ君。


あなたは朝いちばんにもう食べてますよ。

やがて昼が近づく。

おいしい米沢米。高島藩御用米だ。これをまた使いましょう。

ハウスのザ・カリーを使って、日本の正しいカレー・ライス。


日本のカレー・ライスらしくタマネギ、馬鈴薯、ニンジン。


しかしこれらの野菜は米国からクラーク博士らによって札幌農学校にもたらされたもので、普及するのは明治時代後半だ。

その前の日本のカレー・ライスには、これらの材料はなかった・・・うんちくはどうでもいい(笑)

日本のカレー・ライスらしくないエビ。


それ以外にも勝手に、蜂蜜、豆板醤、みりん、ショウガ、ニンニクを加える。


材料は切れた。


こちらが米沢米。


この紙袋はこんな紐を使って開け閉めする。


ストウブでつくりましょう。


タマネギを炒める。


弱火にして蓋して蒸す。


金麦の限定醸造。これは安いのに旨いな。


濃いエールのつくりだ。

馬鈴薯とエビ以外を入れて炒める。ニンニクやショウガもね。


ハウスのザ・カリーに付いてくるブイヨンペーストを入れて煮る。


ダイヤ菊金印を飲む。


そして鍋にもダイヤ菊を少し入れる。

それからルゥ、蜂蜜、みりん、豆板醤を加える。


ぐつぐつ煮るが、馬鈴薯もここで加える。


馬鈴薯だから崩れやすいはず。

しばらく煮ておきましょう。

クミン、コリアンダー、ターメリックを少し用意する。


これは最後にサラッとかけて、スパイスの香りを出すためのもの。

最後に海老を入れる。

あまり早く入れると、小さくなっちゃうからね。


ドガティ君はおかーさんに抱っこされて昼寝。


しかし馬鈴薯があまりにしっかりしていて、いつまで経っても柔らかくならないため、一旦煮込んだエビを出す。


馬鈴薯がなかなか柔らかくならないのも、沸点が低いからなのかもしれない。

せっかくの大きなエビが小さくなってしまいそうだから、エビはしばらく出しておきましょう。

この馬鈴薯のせいだ。あなた実はメークインじゃないの?(笑)


それでもなんとか馬鈴薯が柔らかくなった。

最後の段階、エビを戻し、3種のスパイスを少量加える。


これで完成だ。


出来ました。

結構複雑な味わいの、でも大変日本的なカレー・ライス


エビがおいしい。


食べまくるよ。

高島藩御用米もいつもながら、とても美味しい。

いい米だね。


スパイスで汗をかいた。

暑いので窓をちょっと開けて、外の冷気を入れる。


食後の用意。


まったりしましょう。

薪ストーブ焚いて。


私は昼寝するよ。

するとすぐ近くでドガティ君も昼寝しはじめた。


しかしいつまでもゆっくりはしていられない。

ドガティ君の夕方の遊びに付き合う。

ドリャァ~~とボール遊びさせて、激しく運動してもらう。


そのうち夕陽が西の方に沈む。


夜はまたまたダイヤ菊。


そして寝た。

翌朝。

気温はマイナス8度。まあ、滞在中はずっとこんなもんだった。


これはまだ1月3日の話だ。

鎌倉に帰ってから13話も書いたので、長くかかってしまった。

で、1月3日ということは駅伝がある。

普通に朝早くから帰ると、湘南方面では駅伝の戻りの交通規制に引っかかり、自宅に帰れない。


時間を調べて、ゆっくり帰りましょう。

飲まなかったダイヤ菊の紙パックはそのまま自宅に持ち帰ろう。


朝食もいつもどおりゆっくり食べる。


これで八ヶ岳のお話は終わり。

ありがとうございました。
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八ヶ岳西麓原村(12) 八ヶ岳自然文化園とあんかけうどん

2023-01-14 13:51:20 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
山荘の真上の空。


この高い場所の冬らしい空だ。

空気が冷たくって、澄んでいて。

原村のまるやち湖まで下って来た。


冬は水面が凍結する。

そこを歩くと危険らしい。だよねぇ(笑)


しかしそれでも歩く人はいるらしい。


このあたりはヤドリギがいっぱいだ。


どうしてかな。

このあたりより上になると、あるいは下になるとヤドリギは減る。


寒い自然文化園を散歩する。


「おとーさん、人はいない、犬もいない、寒い」


本当にヤドリギだらけだね。


拡大するとこんなのですよ。


そんなのを見ながら自然文化園内を歩き続ける。


見事に独立心旺盛な木。


やっとドガティ君が好きな落ち葉の場所に来た。


匂いがいっぱいだもんね。

でもまた雪だらけの場所に来た。


様々な動物の足跡。


これは犬の足跡ではありませんよ。

いつもならここから右手の八ヶ岳農場に歩いて行くのだけれど、雪が多いのでそれは中止。


また、ヤドリギ。


寄生した木の枝から、かなりしっかりと生えているね。


ズミの木に付いたヤドリギだ。


そのズミの木の匂いを嗅ぐドガティ君。


何度も見せるヤドリギ。


しっかりついているね。

そんな簡単には離れないぞ!というヤドリギの決意を感じる。

また土の道。


しかしまた雪の道。


あ、もう夕陽が沈む。


ここにも湖面を歩いた人の足跡が。。。


我々がいるところはすでに陽が隠れたが、少し標高が高いところはまだ直接的に陽が射している。


さて、散歩が終わった。

「なんて寒くてつまらない散歩だったのだろう」とドガティ君が暗い顔して言う。


これだけあちこち行けるだけでもマシだと思いなさいよ。

さて、帰りましょう。


「おとーさん、おかーさん、さっさと家に入ろうよ、寒いよ」


夜になって、温まるうどんを作る。


ネギ。


片栗粉。


シイタケ。


「おとーさん、何やってんの?」


あんかけうどんを作るのよ。

シイタケ入れてね。

まもなく調理開始だ。


キッチンからダイニングルームを見ると、こんな状況。


シイタケを、水溶き片栗粉を加えたツユの中でしばらく煮る。


それで完成だ。

トロッとしたあんかけうどん。


それをズズズッとすすって温まりました。

【つづく】
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八ヶ岳西麓原村(11) Aコープでもらえる冊子おあじはいかが1月号のかきにら

2023-01-13 16:11:00 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
ゴールドベルク変奏曲。


グレン・グールドのピアノ演奏(左)とキース・ジャレットのハープシコード演奏(右)があって両方を山荘で聴いたのだけれど、今回貼り付けるYouTubeは左のグールドのものだ。どうぞ♪

[HD] Bach's Goldberg Variations [Glenn Gould, 1981 record] (BWV 988)


長野県内のAコープなら、どこでもタダでもらえるレシピ冊子のおあじはいかが。

おそらく他県でも同じものを配っているのではないかな。

鎌倉市内にAコープなんてないので、神奈川県内の様子はちょっとわからないが。


今回も原村店でその1月号をもらった。

いつも妻が熱心にもらって来る。山荘滞在中にそれ全部を読み通す。

そしてAコープがその商売のために一生懸命無料でこの冊子を配っているわけだから、そのレシピに書いてある食材を私もAコープで買い集め、実際にそれを作ってみるのである。

冬らしく牡蠣を使ってみましょ。


牡蠣をAコープで買って来たよ。

広島県産だ。


そして選んだレシピは、「かきにら」である。

ご覧のとおりだ。


簡単極まりないレシピである。

しかし、これ、優れたレシピだなあ。

味は中国料理店風だよ。でも調味料は醤油、砂糖、オイスターソースだけ。

わずか3つだ。

今後我が家では定番のおかずになりそう。

皆さんにもおすすめします。かなりおいしいから。しかも簡単だ。

詳しくは上の画像のレシピを見てね。

ニラとネギ。


切った。

長ネギは斜めに、ニラは3cmほどの長さに。


ニンニクとショウガはみじん切り。


このようにね。


あぁ~もう味が想像できちゃうな。

外は雪景色で反射する光が眩しいくらい。


もうすぐお昼だからね。

キラキラキラ☆彡

牡蠣(加熱用)が大量にある。


「塩水を使って・・・」とレシピには書いてあるが、それはしていない。

真水で軽く洗っただけだ。気にしない、気にしない。

片栗粉を付ける。


調味料を混ぜ合わせておこう。

オイスターソース、醤油、砂糖。それだけ。


たった3種だよ。

片栗粉をつけた牡蠣を、油を敷いたフライパンで焼く。


片栗粉がついているので、牡蠣の表面がちょっと油を吸ったようになる。

これでおいしくなるのだねぇ。


両面をしっかり、多少焦げるくらいに、じっくり焼きましょう。

一旦外へ出す。


中華鍋でニンニクとショウガを加熱する。


もうここからはすぐに出来ちゃうよ。

そこにニラとネギを加えて、炒める。


牡蠣を入れて、さらにさきほどの調味料を加えてサッと和えるようにしましょう。


牡蠣には片栗粉がついているから、ちょっと全体にとろみが出たようになるよ。


完成だ。


これはおいしい。

なんて簡単でおいしいんでしょう。


これをつまみながら、ダイヤ菊を飲む。


我が家の定番料理になりそう。

みなさんもぜひ作ってみてね。


あぁ~お酒がすすんでしまう。


困ったな ← ホントは、全然困ってない(笑)。

【つづく】
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八ヶ岳西麓原村(10) リンボウ先生の役立たず試乗記

2023-01-12 17:00:25 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
原村滞在中は、リンボウ先生(=林望さん)の本を読んでいた。

イギリスはおいしい2の読み残した部分を読み、その後はリンボウ先生の役立たず試乗記を読んだのだった。


後者は、かなり古い型のクルマまで含め、リンボウ先生が多数の国産車や外国車に次々と乗って、それらをコメントするという内容である。

「闘うように操る」 リンボウ先生らしい書き方だね。


これは英国車の古典的スポーツカー、ケイターハムについてのタイトルだ。

クルマもこのクラスになると、闘わないと操れないのである。


「英国車」と一般的に言われるクルマでも、資本はすでに英国ではないというクルマのブランドだらけである。

例えば、ミニやロールスロイスの資本はBMW(独)だし、ベントレーはフォルクスワーゲン(独)で、ジャガーやランドローバーはタタ(印)である。

スウェーデンのボルボはたしか中国資本だったな。まあそんな具合だ。

私のクルマはジャガーXのエステート(ワゴン車)で4WDである。購入当時ジャガーの最廉価車種だったし、今では登録から16年近く経っていて、売っても価格がつかないか、あるいは逆に処分費用としてのカネをとられそうなクルマだ。古いのでそれなりに故障するしね。新車当時ですら、「そんなの買う?」って笑われたりもした。

当時の我が家には大型犬2頭がいるし、標高1,600mにある山荘に冬にその子たちと一緒に移動できるワゴン車(背の高いSUVには興味がない)が必要だったのだ。そのためにはまずは四駆であり、荷物と座席部分の間にしっかりした金属製ドッグ・ガードを設置できるオプションがあることが必要だった。それって日本ならスバル・アウトバック(実際前に乗っていたのはそれ)、あとはボルボ、レンジローバー、そしてジャガーなどなど・・・。しっかりしたドッグ・ガードがあるってのは、狩猟を想定したもので、かなり選択が限られて来る。そんな背景があって、このクルマに乗ることになったのだ。

私がこれを買った16年前、ジャガーは、ランドローバーやボルボとともに、フォード(米)の海外ブランドのひとつだった。まだその頃は新興国(北アフリカ、中東、東・南アジア)からの需要は今ほどはなく、それらフォード傘下の海外ブランドのクルマの最大の販売ターゲットとなる市場は、当然米国だった。


だから当時、ジャガーを出来るだけ多く売るためには、米国人が好むジャガーを作る必要があったのだ。

米国人がジャガー等の英国車に抱くイメージは「古いクルマ」というイメージであった。

昔のクルマのダッシュボード周りは木製で、今ならそれがたとえ木製であっても、垂直に立ち上げ始めてすぐにそれを水平に近くグニャッと曲げることも可能だろうが、昔はそうは行かなかった。だからこのクルマのダッシュボードは垂直に近い状態で立っている。その結果運転席から見た時の、フロント・ウインドウを通した視界も垂直方向に狭く感じる。

右左折時、ウインカーを動かしてライトが点滅する時に出るカチカチという音は古臭く、弱弱しい。

このクルマは実際、意図的にそんな作りになっている。それが米国人が感じる英国車のクラシックなイメージで、フォードはそんな英国車を米国でたくさん売ろうとしたのだろう。


その目論見は失敗し、このクルマは売れなかった。

2009年にはこのXタイプという車種は生産が中止されるが、その少し前にフォードはジャガー、ランドローバー、ボルボの3ブランドを手放してしまう。ジャガーは資本的にはインドのタタ・グループの傘下に入った。

米国人が持つ英国車への郷愁みたいなものから、ジャガーは解き放たれ、今では自由にイマ風にデザインされ、欧米だけでなく発展途上国も含め世界各地で売られている。

購入層の内容がじわりと変化しており、ジャガーというエンブレムが付いていれば、それまでのジャガーの特徴である内装やサスペンションがどうだったか等ということに無関係で無関心な層が、購入者の中心をなすようになったのだろう。それゆえ往年のジャガーをよく知る人々は、逆にジャガーに興味を失ったりもしている。

そのあたりはファッションのブランド品と似ていて、年齢的にあるいは地政学的に新しい購入層が生まれると、それを生産する側も新たな工夫を始める。

原村に来るたびに大量の落ち葉がクルマの中に入る。そして冬は雪も入る。


冬季はピレリのスタッドレスでここへやって来る。


そういえば、ピレリ(イタリアのタイヤメーカー)も、何年か前に中国の資本に買収されたね。

時代ですねえ。

諏訪大社上社前宮の交通安全お守り。今年も無事故で過ごせますように。


今のところ、クルマを買い替える予定はない。

2024年春の車検(登録から17年)も通すでしょうねえ。

古いクルマゆえ重い税金がかかる。古いものを大事にしようという常識に逆らう税制になっていて、我が家はそれに耐えながらまだこれに乗っている。そのうち電気自動車になるんだろうけど。買換えまでは、革のシートに一生懸命クリームを塗って維持しましょうね。

【つづく】
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八ヶ岳西麓原村(9) 元旦はダイヤ菊の金印と8 Peaksのサミーデ・スタウトを楽しもう

2023-01-11 17:00:04 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
今回は、無事元旦を迎えたというお話だ。

朝から軽い音楽を聴いていた。


右上はトニー・ベネットとレディ・ガガのデュエット・アルバムだ。

今回はそのYouTubeを貼り付けちゃおう。

I've Got You Under My Skin ♪


薪ストーブを燃やし続けた。元旦は、1日山荘に籠ってたからね。


ドガティ君、明けましておめでとうございます。


本年も私たちを笑わせてね。

お正月といっても特になにもしない。


これはYさんから頂いた野沢菜漬けだ。


おいしい野沢菜漬けだったなあ。

ダイヤ菊を朝から飲みましょう。


市田柿もおいしいね。


ダイヤ菊って庶民的なお酒で、ちょっと安めだ。


左から本醸造、金印(瓶)、金印(紙パック)。

金印が一番安いグレードだ。

20年くらい前はよくダイヤ菊の酒蔵に行って、直接いろんなお酒を買っていた。社長さんからいろんなことを教えてもらった。その時、社長さんが「金印のようなお酒をおいしいと言ってたくさんの人に飲んでもらうのがすごくうれしい」とおっしゃってたのをよく思い出す。


お正月の飾りの右手にあるのは黒曜石。


左は鉄平石。


どちらも八ヶ岳山麓ではよくある石だ。

自宅や山荘の屋根工事を請けもって下さった板金屋さんの社長さんが作った銅の鶴と亀。ペンチを使って折り紙のように折るらしい。


雪はさっぱり降らない。毎日晴れだ。



つららが日増しに長くなって来る。


カラマツの枝をストーブの焚きつけにすべく、集めておきましょう。

あちこちにこのように(↓)カラマツの枝が落ちている。


カラマツって下の方の枝を順番に落とすからね。


大きく成長する頃には、上の方は枝がたくさんあっても、下の方は落としてしまって枝はない、という不思議な木だ。


その落ちた枝を拾って来る。


あ、モミの木が生え始めている。


いつも静かな原村のてっぺんだが、元旦なんてますます静かだ。

おーーい、誰か来い!


ストーブは順調にチロチロと燃えている。


これ(↓)、ご存じですか?


以前は鎌倉でも入手できたが、今は出来ないので、原村で購入した。鎌倉に持って帰るつもりだ。

長野県の代表的食品会社のひとつであるかんてんぱぱの製品。寒天が素材だが、牛乳で溶くと、杏仁豆腐のようなおいしいものが出来る。豆乳でもオッケーだ。

エスビー社の鶏の香草焼き。シーズニング・スパイスだね。


妻が焼いてくれる。

これ、かなりおいしい。

このシリーズは大抵おいしいが、その中でも特にこれは秀逸。


私はランチ当番から外れているので、ストーブにあたり、時々調理風景を撮影するだけ。


ほら、出来てきた。すごくいい香りだ。


ずっと寝ているドガティ君。


せっかくセールの時にこのベッドを通販で購入してあげたのに、床で寝ることも多いドガティ君。


元旦のお昼は8 Peaksのビールを飲もう。


妻はエール。

私はスタウトを飲む。

このチキンをつまみながらね。


このサミーデ・スタウトがすごい。


アワも出ない。

トロッとして、甘みすら感じる。

アルコール度は7度。しっかりしていて、ギネス・スタウトよりも強い。


これはすごいものを飲んだな。

冬限定だそうだ。


まだ飲んでない人は8 Peaksのサミーデ・スタウトを購入してみてください。


シッカリ焼いたチキンにも合う。


【つづく】
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